半蔵門御散歩雑談/ODR Pickups

株式会社ODR Room Network

このブログは、株式会社ODR Room Networkのお客様へのWeekly reportに掲載されている内容をアーカイブしたものです。但し、一部の記事を除きます。ODRについての状況、国際会議の参加報告、ビジネスよもやま話、台湾たまにロードレーサーの話題など、半蔵門やたまプラーザ付近を歩きながら雑談するように。

食レポ素人 おでん、納豆、味噌ピー、シチューとチャーハン(AIタイトル)

食レポ素人 おでん、納豆、味噌ピー、シチューとチャーハン(AIタイトル)【御散歩雑談】20231226

 

TVではグルメ系の番組が多い。美味しいと評判の店、ミシュランのついた店、行列ができる店、地元民に愛される店、そうした店の食事を求めて、芸能人やスポーツ選手、タレントや作家などが駆り出され、自分でアポを取り、撮影許可をとり、美食にかぶりつく。そして第一声、「うまい」「めっちゃうまい」「これまで食べた中で一番」そんな食レポが多いのに気づく。時間の制約もあるのだろうが、もっと”味”や”食感”を知りたい。食レポのプロと言われている専門家的なタレントの言葉は、味や素材、食感、香り、そこから浮かぶ風景などまで織り交ぜて、食レポを展開してくれる。うまい下手、ボキャブラリの多少についてはここでは論評しない。

 

タレントに限らず、我々も毎食、毎日、毎週、毎月、毎年、ずっと食事をしている。家庭では黙って食べていることも多いし、たまに美味しいかきかれると、すごく美味しいと答えるくらいだ。毎日の食事にも食レポを展開したらもっと食事が豊かにできるような気がするので、食レポを試みることにした。

今日は何を食べたいか聞かれて考える。ご飯は炊き立てがある。何でもいいよと言えば、フライ系になりがちだ。フライ系でないものを。と、いわれてもこまるだろう。で、考える。刺身盛りもさっぱりしているか。同時に、ポトフが頭に浮かぶ。透明なスープに、じゃがいも、芽キャベツ、玉ねぎ、にんじん、蕪。

そうだ。おでんはどうかな。

 

(1)透明なスープのおでん

ということで、夕食はおでんにした。透明なスープのおでん出汁、大根、はんぺん、糸蒟蒻、がんも、ちくわ、ちくわぶ、タマゴが顔を出している。和からしを取り皿に盛る。まずはちくわ。箸で一口サイズに切り取り、黄色いカラシをちょっとつけて熱さに気をつけながら口に入れる。すり身の歯触りがクンときて出汁が滲み出てくる。塩気がちょうどいい。ツンと辛子の刺激がいい。そして卵の黄身が溶け込んだ残り汁が密かに好きだ。

 

(2)白いご飯に納豆、箸休めに味噌ピー

時間がない時の昼飯は、白いご飯に納豆、箸休めに味噌ピーがいける。納豆には出汁の入った醤油がついている場合は是非これを使うほうがいい。普通の醤油は、フライなどに使う醤油だと味が濃すぎて納豆が美味しくない。和辛子もついているならいれたほうがいい。よく混ぜた納豆を白ごはんに一口分とって乗せる。それをご飯とともに掬い取り口を大きくあけて頬張る。鼻に抜ける納豆の、大豆の匂いがいいのだ。味噌ピーは甘辛い、デザート感覚。みたらし団子のタレのような感じだがペーストになっているので溶けかかった飴のような感じだ。箸がついついすすむ。

 

(3)寒くなってきた日はあったかいシチュー

寒くなってきた日はあったかいものがよい。たとえば、じゃがいもとブロッコリーのトロトロのシチューとか。主菜はピーマンとベーコンとタマゴのチャーハン、味付けはコンソメと塩、健康的なやつ。ピーマンは嫌いな人も多いがチャーハンにすると食欲をそそる香りとなる。ほんのりの塩味、コンソメの香りが夕飯感を醸し出す。シチューはミルキーな香りでじゃがいもが口中でとろける。玉ねぎの香りもするがとろけてしまっているので感触はない。喉を通過して食道から胃へ落ちていく暖かさ。

 

冬だね。