ODR Pickups/半蔵門ビジネストーク

株式会社ODR Room Network

このブログは、株式会社ODR Room Networkのお客様へのWeekly reportに掲載されている内容をアーカイブしたものです。但し、一部の記事を除きます。ODRについての状況、国際会議の参加報告、ビジネスよもやま話、たまにロードレーサーの話題など、半蔵門付近を歩きながら雑談するようにリラックスしたお話中心。

【ODRピックアップ】 20151027 弁護士事務所で役立つオフィスツールのワザ(1)

【ODRピックアップ】 20151027 弁護士事務所のオフィスツールのワザ(1)

 

弁護士・弁理士事務所で作成する書類は、一般企業でのそれと比べていくつかの特徴があります。例えば、準備書面・訴状・陳述書・弁論書など

 

1)いずれも長文になりがち、

2)クライアントを始め、主弁護士、パートナー弁護士、パラリーガルコンサルタントなど複数の関係者が同時に閲覧、校正をした協調作業であること、また、

3)論旨をはっきりさせるための構成が重要で、

4)文書内および添付資料への参照や脚注の多様

 

と、一般のビジネス書類の作成とは反対の要素(なるべく完結に短く、責任担当者が単独で)が重要な位置をしめています。

米国の法律関係者が書いた法律事務所向けのオフィスツールの使い方を参考に、実務に役立つ内容をご紹介していきます。市販のWord解説書やパソコンスクールでは、このような機能は「覚えておく」程度の位置付けで、法律事務所で実用的な内容とはいえません。今回はその1。

 

同じ文書を分割して見る=>分割機能

 

訴訟に関する文書では、長文になることが多く、文書内での他のセクションを参照することも多くなります。

文書作成中に、長文の離れた2ヶ所(最初のページと350ページ目など)の記述を同時に参照したい場合、スクロールしていったりきたりするのは大変です。また、

あるフレーズを文書の先頭の方から最後の方にドラッグして移動する場合、スクロールをしながら行うのも忍耐のいる作業ですし、操作の失敗で関係のない部分にドロップしてしまうこともあります。分割機能は、長文書類に非常に有効で、すぐ使える機能の一つです。実際の使い方はこんなふう。

 

①ウィンドウ>分割を選択

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②同じ文書を2分割して表示

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③それぞれのwindow内でスクロールができ、window間でコピー、ペーストが可能です。 

例えば、文書の前半(上の分割Window)の一文をドラッグして、文書の後半(下の分割Window)の部分にドロップするのも、長いスクロールしなくてもよいのです。

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 ”分割”って、何に使うんだろう?っていう方は多いのですが、これは意外と便利な機能なのです。

お試しを。