EPレコードを聴くー青い影ー プロコルハルム【御散歩雑談】20240506
名曲「青い影」プロコルハルムのバラード。オルガンの音で始まる音世界、退廃的なシーンを描く歌詞。しかし、今改めて歌詞を読み直しても、情景は浮かぶが意味不明気味。その時代の様子を表しているのだろう。
スペインのダンス・ファンダンゴを踊り、なかなか帰してもらえないパーティー。船酔いもしているが、バーテンに酒を頼む。粉屋が話を始めると彼女の顔は青ざめていく。歌詞には現れていないが、どうやら不倫関係らしい。今の時代にもありそうな風景と逸話と。
多分、”人間”はずっと変わっていない。バカだなと思うことを何度も繰り返す。全体で見れば繰り返しだが、それも個人からすると最初のヘマ。だから歴史を学び誰かと同じヘマをしないようにするのだ。そしてまた”自分はそんなヘマはしないさ”というヘマを犯す。だから。いいんだ。それで。少しずつはマシなヘマになっているはずだろう。それはまるでファンダンゴのダンスのようだ。