【ODRピックアップ/半蔵門ビジネストーク】20170207 整理整頓の意外な秘訣
掃除は、ゴミのエントロピーの移動に過ぎない
と、どこかで聴いたことがあります。
エントロピーは、乱雑さ・無秩序さといわれます。室内を片付けると室内のゴミのエントロピーは減少しますが、それは室外に出されゴミ処理に廻されると、エントロピーは増大していきます(かなりはしょったので詳しくはつっこまないでw)だから掃除は意味がない!という言い訳は、そういう理屈に反論できない母親に使ったものです。
1 断捨離実行
とはいえ整理整頓しないと、狭い部屋はどんどん散らかってしまいます。モノを持たないミニマル指向や断捨離を行なっている人も多いかと。私も断捨離実行をしますが、すぐまたモノが増えて乱雑に。
結局、ミニマル指向や「断捨離を日常生活サイクルに加えて」いかないと、狭い空間はモノに埋まっていくのです。
ところで、1.5年前に、部屋の大幅な断捨離を実施。書類などを大量廃棄して、結構なスペースを造ったつもりでしたが、そうでもなかった。がっかり。
2 断捨離後1.5年経過
この断捨離より1年半経過していますが、今はこの空間はどうなっているか。検証。
2015/8/27ーーーーーーーーー>2017/1/22
ラック(上)は、殆ど変わらず空間を維持しています。
ラック(下)は、ファイル2冊は同じものですが、空のクリアファイルのケースが二つ。それから、ハンディクリーナーの箱が右隅に。
これは思ったよりも好成績で、空間を維持しています。しかも、ここには写っていない周囲も整頓は維持されています。空間が埋まっていないということは、全体量は増えていないということで、もしかすると、「断捨離が日常生活に組み込まれている」のか?
3 断捨離を日常生活に組み込むには
この一年半の自分の整理整頓行動はどうだったのかを思い出してみると。。。
- 確かに、新たに購入したものは、減少。文庫本は増えた。
- 発生したゴミはすぐ捨てた
- 空き箱は即解体廃棄。保持しない。
これらは全体の物質容量を増やさない努力です。
ところで、確保したラックのスペースは、空きスペースなので、何かモノを置き易い。置きたくなります。家族がちょっとしたものを置いたりするのです。洗濯物とか。新聞とか。雑誌やもろもろ。
思い返してみると、それらが置かれたらすぐに片付けるようにしていました。つまり、
- 空きスペースを維持する努力
片付けるのではなく、空きスペースを維持する。そうすることで、片付ける行動を維持し、溜め込まないクセをつけられる。
これこそが、 「断捨離が日常生活に組み込まれている」行動です。
更に継続していきます。