【ODRピックアップ/半蔵門ビジネストーク】20160915 路地裏の自動運転
表参道からアップルストアの脇を入って旧ベルコモンズのほうに抜けて行く裏道は、食事でもファッションでも雑貨でも、魅力的な店が多く顧客先へのいくときの楽しみの一つ。しかし、難点は道が狭いこと。狭いのに一方通行でもなく、対面通行。しかも、センターラインを引く程広くもなく、歩道の幅も超狭く、さらに意外な大型車も通行するので、歩くのは結構疲れます。
(注:写真は、オランダ・ハーグ市街)
仕事仲間たちとの帰り道、「自動運転車はここを通過できるのか」という話をしました。現実の車の通行を見ていると、
- 歩行者をよけつつ
- (対面通行車がくれば)あるときは自分が進み
- あるときは相手を待って通過させる
- すれ違い時にも、微妙な感覚で、時にミラーをたたんだりする
- 納品のための路肩駐車も多く
- 路地も多い
- 突然横切る歩行者
- 携帯を見ながらはみ出してくる歩行者
- ランチ時にはみ出しているレストランの行列
自動運転車は恐らく全車譲り合いの立ち往生するだろうという推論。
自動運転の基礎技術であろうAIは、このアイコンタクトによる譲り合い、時に自分が強引に行くという対応をどのように組み込まれるのか、あるいは学習していくのか。できるのか?因に、各国のロードマップによれば、
欧州は2017年、米国は2019年、日本は2020年となっています。
日本が一番遅いのは前述の問題かもしれません。