【ODRピックアップ/半蔵門ビジネストーク】20160914 カウンセリング体験 保留
先月、「カウンセリングを受けてみようか」と思い立ったことは、以下のブログ。
ちょっとココロをやられたかと思い、不安定感もあり、米国TVドラマで誰にも言いたくない心の傷を抱える主人公が、 いやいやながら受けるカウンセリングの場面に触発され、救いを求めようと知り合いのカウンセラーに連絡し、快く受けてもらったのですが。。
実は、別件での会食の帰りにちょっと触りだけを歩きながら話してみたのです。
会話のパターンは、よくドラマでも見るヤツ。
「。。。どうしてそう思ったのか」
「その時どう感じたか」
「。。。”やらせて”やった、と感じたのか」
等々
で、結果として、今はアポイントメントしたカウンセリングを保留にしています。
なぜかというと。
この質問(群)に耐えられそうになかったから。
恐らく前述の質問形式は、自分で原因に気付いて行くためのカウンセリングの基本であり、深層的な心理を明らかにしていく手法としての王道なのでしょうが、今の自分にとっては「なにか違う」感。このような原因究明的質問は、心が強ければ、真相を突き止めていくのに有効で、原因が判れば、対処もでき、やがては問題の解決、ひいては心の安定に繋がって行くのかもしれません。
しかし、駅までの立ち話的な短い会話の中で感じたのはある種の恐怖感でした。前述のような「原因掘り起こし質問」で掘り起こされるのは、心理の真相であると同時に、
「その時になんといえばよかったのか」
「こうすればよかったのではないか」
「もしかすると自分が悪かったのではないか」
という自分を責める感覚です。勿論、それが正解なのかもしれませんし、そうしなければ乗り越えられないのかもしれませんが、自分で気がついたのは、今は「それ」いらないということ。
今欲しいのは、事実や心情を単純に語れること。それを否定も肯定もなく聞いてもらいたいこと。恐らく話している間に、自分で気付くことがあるでしょう。応えは自分で見つけられるかもしれません。具体的な行動も自発的に出てくるかもしれません。
米国TVドラマでも、主人公達はカウンセラーとの話を避ける傾向が描写されています。
メンタリストのパトリック・ジェーンしかり。
NCISのリロイ・ギブスしかり。
私立探偵モンクのモンクしかり。
みんな、いろいろ理由を付けてカウンセリングにいかないか、途中で中断するシーンが多い。
彼らもやはり耐えられないのか?向き合うのがイヤなのか?
実際にカウンセリングを受けている人に聞いてみたいものです。