ある日のリモートワーク - 不便はない -【半蔵門ビジネス雑談】20200330
コロナウィルス騒ぎの渦中の週末、県外外出自粛が東京都、神奈川、千葉、埼玉、群馬。山梨まで出された週末前の金曜日、3件の打ち合わせは、すべてTV会議に切り替えられた。
一つ目は
通常の定例進捗。
これは兼ねてよりスケジュールがたてこむと、Skype会議で実施していたので、慣れたもの。クラウド上の共通のカレンダーに記載済みの個別の作業報告を見ながら、それを週報にまとめ上げていく。それぞれで質問や口頭での補足があれば追記。そして、報告以外の相談事項があれば対応を相談し、来週の予定などを確認して終了。
2つ目は
特定の顧客の社長と報告会
2ヶ月に1度、あるいは特別な案件があれば、直接会う。ただし、会うのはオフィスではなく、ランチやお茶を飲みながら、あの喫茶「ルノアール」だ。今回もそれを予定していたが、コロナもあり、社長が足を痛めて移動が大変ということだったので、LINEのTV会議で行うことにした。時間がきたので接続。
驚いたことに、運転中だった。ハンズフリーなので問題ないとのことだ。
すでに会議用に資料をメールしてあったが、まさか運転中にそれを参照してもらうわけにはいかないので、後ほど見てもらうことにして、内容を口頭で報告。また、新しいサービスを提案したいので、そちらも資料を送ってあったが、やはり口頭説明。興味があるということなので、別途、デモをする機会を調整することにした。
一方社長からは、近く、自分の会社が上場するとの報告。さっそくHPを見ると詳しい内容が掲載されている。素晴らしい。
今後とも定期的な情報交換をすることで、切断。引き続き安全運転でお願いします。
3件目は、
HPを移行作業に伴う作業と質問
通常は現地作業だが今週は時間がないということで、Skype TV会議で私の操作などを支援してもらうことにした。一応保守契約の範囲なので追加費用は発生せず。
こうした作業中心の場合は顔の表情は必要ない。映像は切断。その代わり、画面共有を行う。設定は簡単で、画面共有ボタンを押し、共有する画面またはWindowを選択して開始するだけ。
データベースの移行作業なので、まず、元のデータをエクスポートし、新しいサーバーにデータベースを生成、そしてインポートするだけだ。しかし、以外に間違えるのが、そのエクスポート形式などの設定だ。データだけをエクスポートするようにしなければならないのに、あらゆる情報をエクスポートしていたためにうまくいかなかったが、それらをTV会議で画面を見ながら指摘してもらって、無事、インポートもできた。しかし、今度は実行するとPHPのインクルードにWarningが発生してしまった。これも、画面を見ながら、「あれをして、これをみて」と指導してもらいながらなんとか修復。
かくして、3件の、通常ならどちらかが移動して顔を突き合わせていた会議が、それぞれの都合のいい場所からのリモートワークにより、支障なく完了。
キーとなるテクノロジーは、3つ。TV会議、クラウドデータ共有、画面共有
これでもう不便はない。おそらく。今の所は。