ゆうちょ口座のセキュリティ【たまプラビジネス余談放談】20230728
IT業界長いのだがあるまじき間違い、勘違いがよくある。
ゆうちょ口座の取引時、これまでは振り込みなどの都度メールで発行されてくるワンタイムパスワード入力だったが、７月から専用デバイストークン、またはスマホによる認証アプリでの認証、に切り替わった。複数の口座を使っているがうち一つは２３年前に開設した為替口座で、ある活動グループ用に作ったものだ。当時は非公式団体でも住所が特定されれば開設できたのだが、最近はマネロン防止で厳しくなっている。当該口座の電話やもろもろ変更しようとしても組織図を出せとか定款を出せとか言われてまったく変更できない。口座自体は動いているのだが今から改めて定款を作るといわれても困る。そのままになっている。しかし口座取引はあるので仕方なくトークンを購入した。この口座はこれでいく。
他の口座はスマホでのアプリ認証ができそうなのでそちらで登録することにした。登録はスマホアプリで行うので基本的には簡単なのだが、今回もつまづいた。いろいろ必要な情報を登録してからマイナンバーカードを「読ませる」フェーズになる。カードに対してスマホに読ませる位置の説明もあり”その通り”にやってみる。しかし、読んでくれない。準備ができましたというメッセージのまま。設定か？距離か？マイナンバーカードが不調かと免許証でも試す。しかしこちらも同様、なんとも反応しない。もう一度説明を読みながら。。。”ICカードを読み込ませる。。。”。。。ICカード？カメラで読むのかと思っていたが、ICカードをカメラで読むはずもない。さっきから「カメラで読ませる」と先入観勘違いで１０cmくらい離して撮影しようとしていたのだ。気がついてカードの上にスマホを置いたらすぐに反応、読み込めた。めでたし。
