観光地は多毛策【たまプラビジネス余談放談】20230812
実家のある群馬県沼田市は昔からある迦葉山スキー場(今は閉鎖)のさらに高いエリアに、玉原高原というリゾートが開発され、冬はもちろんスキーだが、夏はラベンダー畑でそれなりの誘客を実現しているようだ。TVなどでもよく紹介されるし、はとバスツアーにも組み込まれて首都圏からの客層も足を運んでいる。先日そこを訪問すると蒸し暑い夏の日でも涼しい風が吹き綺麗な花が咲き、新鮮な空気の中、ゆったりとした散歩も楽しめた。
リフトを降りた地点より上には兼ねてからの名物ラベンダーに覆われた畑があるが、そこから徒歩で斜面を下るところには秋に紅葉するコキア(ほうき草)の畑の緑が目を癒す。花は一年中咲いているものもあるのだろうがラベンダーは夏だけなのでそれが枯れたら呼び物になる資源がなくなってしまう。そこでコキアの紅葉との二毛作で秋にも高原にきてもらおうということなのだろう。しかもコキアはこの季節でも緑の絨毯よろしく壮観だ。観光地も二毛作だけでない多毛”策”に鎬を削る。
そういえば、朝、市内を散歩した際も、コキアを庭に植えている家が目についた。育てやすいのかも。