営業戦略さまざまなれど【たまプラビジネス余談放談】20230815
夏休み、娘家族と孫らと共に実家に帰ってリラックス時間を過ごしてきた。四年ぶりに開催された夏祭りは地方の小さな市としてはなかなかな規模で伝統と勢いを再認識し、名物の”女性だけが担ぐ天狗神輿”には招待されたウクライナの女性たち30名近くが自国を思いながら神輿を楽しみ精神的な支援にもなったと報道された。自分たちが子供時代から楽しんできたお祭りは良くも悪くも時代に合わせて変化し楽しみと悲しみとが入り混じる。
テキヤの営業戦略?
祭りの定番は、神輿、山車、踊りなどがあるが、もう一つ重要なのは出店、屋台だろう。コロナでの中断のせいだろうか、あるいは、主催者の方針なのか、世相反映なのかは知らないが、出店数が減少した。これはなんとなくわかるのだが、売り子さんの対応が普通に見かける”売っている人”の対応とまったく違うのが際立ってきているように感じる。まず”ありがとうございました”と誰も言わない。商品が品切れでも申し訳なさそうでない。娘曰く、「目も見ないで”ない”」とぶっきらぼうにいう。商品の価格が高いのはそれでも売れるのならいいのかもしれない。でもなぁ。
こんなだったっけ?
東京のお祭りはもう少し愛想がいいと感じている。初めて祭りにきた娘の夫さんはとても気に入ってくれたようだが、お金を使ってもらうためにはこの態度や取り組みは変えた方がいいなぁ。あ。でも、テキヤさんの数が減ったので他の祭りと争奪戦になっているという噂もきくので、もしかすると主催者が出店料を取るのではなく出店料を払っていたりしないだろうか。そうならば売れなくてももうかるし品切れでも困らないだろう。このあたり勘ぐりすぎかもしれないが真相を知りたいところだ。
誘客すべきは市民かインバウンドか
お祭りの翌日、地元観光で高原にあるフラワーパークにいった。入園料は1200円/人だ。このパークへの割引が母のところへ来ていたので持って行ったら、「市民であることを証明する書類が必要だ」とのこと。市民への還元なのかもしれないが、観光地は本来、外部からの誘客でお金を落としてもらうことが大切なはず。割引額は800円で、市民以外には適用されない。観光的には逆なんじゃないか?市民に配布するのはいいが、これをもとに外に出た元市民や友人などが割引で来られるようにすればリピーターも増え、ファンが増え、長期的には来場者が増えて、外からのお金が落ちるように働くはず。市民がこの割引を活用しているのなら別だが、そうではないんじゃないかな?なんか間違っているように思うんだけどね。ちなみにペットも入園料500円。これはまあいいんだけど、なんかねぇ。。。