AIバブルの様相【たまプラビジネス余談放談】20240401(はてな記事 3196)
新年度初日だ。当社創立記念日でもある。17期目。
生成型AIのChatGPTが話題となり自分も記事生成を試みたのがちょうど1年前。最近また、AIを分析、期待、揶揄したりするニュース、記事、ポストが目につくようになっている。
AI本格化か。AI情報のバブル再びか。
時を同じく日経平均が昭和バブル期を超えて高値を更新した。日経バブル再びか、はたまた、配当を含めると既にバブルはとっくに超えているという見方もあり、”業績見合いの株価”だという分析もある。冷静に見ると、日米の金利政策差による円安が輸出企業業績を押し上げ、また、米国株式好調が背景にある。米国株式好調の要因はAI関連株の高騰であり、AIが話題になるのは必然的か。では、AI企業の好調はバブルではないのか、根拠を見極めるためには、分析的な記事で見てみたい。
米国AI株
https://media.rakuten-sec.net/articles/-/44500
AIのビジネスはモノになるのか。好調の企業は、AIのための主要なテクノロジーの企業で、学習のための大規模言語モデル、推論のエンジン、データ保管技術、音声認識、音声入力、そしてこれらを利用するPCのためのより小さい半導体など、基本技術の企業が株価を押し上げる。
生成AIに不可能なこと
https://news.yahoo.co.jp/articles/fbe88719ff3098c185ae32538ae367f44ad61cfb?page=4
人間の仕事を奪うことが話題になるが、人間にしかできない何か新しいことに気づくこと、脳の揺らぎ、錯覚すること、そういうものがある、だからといってAIが有用ではないということでもない。しかし万能でもないことは忘れないでいよう。
AIバブル崩壊はマジで考えておく
ドットコムバブルの事例もある。キモとなるのは、「AIのビジネスは利益を産んでいるのか」だ。
アップルがAIに集中
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-03-14/SACL1KT0G1KW00
そして、Apple社はEV 車=自動運転自動車から撤退し、AI技術に集中する。これもひとつ象徴的。究極のモバイルデバイスと位置付けた製品からの撤退が示唆するものがある。
(画像はいずれも、生成型AI Geminiで生成したものです)
AI利活用用途
基礎技術をもとにAIが実際に活用されなければ意味がない。どんな活用分野に期待があるか。初期から話題だったのは契約書のチェック、サポートサービスの自動化、文章生成、画像生成、自動車の自動運転、無人物流、スマートホーム、セキュリティ、研究開発など。いくつかは実現あるいは実現されつつあり、ビジネス的な効果が目に見えている。しかし、未完成な部分も多く、確立したとは言い切れない。
最終的にはこれがキモ。
(はてな記事 3196)