【ODRピックアップ】 20150817 町のカミナリオヤジ
通院している病院への道に、揃いのユニフォームを着た高齢のおじさん2名がパトロールよろしく通行する人々に目を光らせていました。駐車違反?ではない、火の用心?こんな朝からやるわけない、近づいてみると、「路上喫煙パトロール」と書かれた腕章。新宿区の路上喫煙パトロール員の方々です。
なるほど。もう何年も前から各区ごとに路上喫煙の防止を呼びかけているのは聞いていましたが、実際にパトロール員を見るのは初めてでした。実際に最近路上喫煙している人は都心では見かけなくなりました。
各区でも同じように路上喫煙防止を推進しているようです。
都内以外でも。
以下の画像は、名古屋市のポスター。
いずれも、エリアを決めたり、時間帯を決めたりしていますが、エリアも時間帯も段階的に広がっており、実際に路上喫煙できるのは随分と限られてきているようです。
ところで、この路上喫煙パトロール員。今日見かけた方々はそこそこお年もいっていそうで、定年退職した方々の再就職?のような感じがしました。同じ様な駐車違反パトロール員も定年再就職組の感じの方が多いですね。
ふと閃く。
昔は、町内に必ずご意見番、いたずらっ子をしかるカミナリオヤジがいました。今はやたらと他所の子を叱ろうものなら通報されたりすることもあります。「かんけいないっしょ?」なんて醒めた言葉も返ってきます。”おやじ”が生きにくい世の中になりつつある。
そこで。
”XXパトロール”は、定年後の有力再就職先として、パトロール員は必ず”かみなりおやじ”にならなければいけない、なんてもはどうでしょう?ただ事務的に違反切符をきるだけでなく、おやじよろしく昏々と説教することもその役目。
高齢化社会。三丁目の夕陽の世界もいいものでは?