【ODRピックアップ/半蔵門ビジネストーク】20161202 質問にURLで返す
先日、海外の友人から、とある質問が来ました。具体的には、日本のある業務分野の法制度について。真面目に応えるととても一言ではいえません。メールでまとめるレベルでもありません。結果的には、各種の関連文書のURLのリストを送ることになりました。
「貴重な情報をありがとう」
と返事がありましたが、よくよく考えると、向こうが必要としているのは、かいつまんでポイントをまとめた短い文章だったのだと思います。文献ならば、今や殆どが検索可能。事実、私が送った情報リストも、検索で集めたものでした。
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別の日。今度は、こちらが、とある会社業務の処理方法について、その分野に強い人に質問。
答えとしてほしいのは、
- それができるかどうか。
- できるとして注意する点はなにか。
- できない場合でも、可能性はないか?
ところが、返ってきた返事は、
「ここに出ている」
というURL。私が、海外の友人に返したのと同じ発想。
勿論それは私も検索済でした。答えとしては確かにその文章の中に書いてありそうですが、質問したのは、調べて勉強している時間がないからでしたので、結果的に、自分で再度検索して、かいつまんで答えを探し出しました。
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身勝手なものです。
自分はURLのリストで返すくせに、質問したときは、URLではなく、まとめてくれと?
しかも、もしも相手がまとめてくれたとしても、それが解りにくければ、感謝もせずに、「(わかりにくいので)元データにあたりたいので、情報ソースをください」とか言ってしまいそう。
そう考えると、ヘタにまとめずに情報ソースをリストしてあげたほうが、お互いに無駄がないので正解なのかもしれません。
でもちょっとね。。。気をつけようと思います。