匿名だから恥ずかしくないのかな【御散歩雑談】20220112
SNSやらで吐き捨てる言葉を見かける。政治的記事に対して支持する人にも支持しない人でも記事の発信者に対して記事内で述べられている意見とは関係のない点での揶揄した発言は毎日頻繁に見かける。コメントしている人同士も「記事をよく読め」とか「レベルが知れるな」とか、喧嘩腰に感じられるセリフを浴びせている場面に遭遇する。本来の記事内容の論点には触れずにいるし気持ちが荒れるので関わらないようにしているが、避けていても自分にも降りかかってくることがある。
「ココナラ」というサービスサイトで自分の得意なスキルを500〜2000円くらいで提供している。テキストメッセージで質問内容に答えたりアドバイスをするのだが、最近は見積もりを提示できるようになってきたようだ。年末の12月30日、見積もりの依頼がきた。と言っても上限3000円と条件が示されているので金額からすれば大したことはできない。また、年末の依頼で1月4日までに見積もりを提示するという要望、かつ内容は資格を必要とする内容でスキル的には応えられなくはないのだが法律に抵触する可能性があるので、お断りの返事をした。
すると1月1日の朝、返事のコメント。
「お前は何もできんなあ」
こちらの回答は丁寧にしたつもりだ。相手は誰だか知らないし、もちろん会ったこともない。しかも前述の条件=年末に依頼して正月明けの4日までの見積もり提示要望。無責任に適当に済むのならともかく、お金をとって、高度な内容、少なくとも依頼者は自分でできないから依頼しているわけだろう。真摯に応えると「お断り」せざるを得ない。それに対して、前述のあれ。「お前は何もできんなあ」
そんな答え必要かね?わざわざ。こんな時期にこんな期限で見積もりを出せと?そしてお断りしたらこれ。「お前は何もできんなあ」
発言の格とでも言おうか、匿名であるからこその言葉の品格は保ちたいもので、そうする意思を持っていることは、社会を維持する、保つためのバタフライ効果を持っていると信じている。
ところで依頼内容は、人間関係のもつれから生じたものだったが、この答えをみると、
「ああ、なるほどなぁ」と思える。誰にでもそんなセリフを吐いているのだろうな。
というわけで、お悩みの解決は手伝えないが、ご検討を祈ろう。
ああ、この「お祈り」は無料でいいですよ。