【半蔵門ビジネストーク】20171222 セキュリティセクハラ
先月の欧州出張時、その時点ではテロのニュースもなく少し沈静化しているのかなと思っていた。それに伴って空港のセキュリティも少し沈静化しているかなと。ところがそんなことはなかった。
シャルルドゴール空港。国際線で、テロの標的にもなってきた同国では、やはりセキュリティチェックがどんどん厳しくなっている。今年の6月にも来ているのだがその時はそれほど実感しなかったのに、今回はあからさまに強化されている感。
- まず機内持ち込み手荷物の重量チェックが始まった。最近はトランク型のサイズギリギリのトロリー型をみんな持ち込むが、それらの重量チェックがあり、オーバーしていると「預けてきて」と戻される。
- 続いて持ち込んだ手荷物のセキュリティで、今まで以上にX線にかける必要があった。例えば、パスポートもだ。
- そしてX線ボディスキャン。これである程度透視されているはずだが、そのあとで係員によるボディタッチ検査。これが探知機による非接触でなくて、素手によるベタベタ接触。腕から脇、腹回り、尻、そして足から太もものかなり際どい股に近いところまで”軽く”ではなく”しっかりと”触っての検査である。
- ちなみに女性は、下着に入っているワイヤーに沿っての検査が増えているそうだ。検査員はもちろん女性であるが。
もちろんあらゆる可能性に備えて万全を期すのは必要だ。爆発物を持ち込まれれば大きな被害が出るからだ。したがって、荷物の制限やX線検査の強化はよいと思う。しかし、ボディタッチは、際ど過ぎると思う。非常に不快だ。
あえていうなら、女性検査官にしてもらいたい!!
あ!こんなこと言うのが既にセクハラか?