手法と中味と人間性【半蔵門ビジネス雑談】20190326
安倍さんへの批判は、実施しようとする「政策」を「アベさんだからダメ」だ?「自民党」を私物化している?採決すると「強行採決」?!民主主義の否定?などと野党やマスコミが騒がしい。
「採決すると強行採決」?!民主主義の否定?
これは、手法の話だ。
「実施しようとする政策」「自民党」
そう、これは、中味の話。
「アベさんだからダメ」
そしてこれは、人間性の話。
これは一例だ。本来は、「人間性」のことではなく、認められた「手法」の話ではなく、「中味」を議論しなければいけないのだが、なぜか、中味でなく、手法や、人間性で批判してばかりだ。
なんて批判しておいて、自分も同様の偏向した判断をしてしまっている。
最近多いスピリチュアル系のブログ。こんなことが書いてある。
「自分のスピリチュアルな力で特別なメッセージを聞くことができる」
これは、手法の話だ。
「あなたはこうすべきだ」というアドバイス。
そう、これは、中味の話。
「話が単純すぎる、奥行きがない」
そしてこれは、人間性の話。
多くは詳細に書けないが、本来は「人間性」のことではなく、「手法」の話ではなく、「中味」のアドバイスそのものが重要でそれを議論しなければいけないのだが、なぜか、中味でなく、手法があやしいとか、人間性が薄いなどと批判してばかりだ。
ただ、手法があやしければ信憑性は薄れる。人間性に不信ならば、中味も怪しく思うのは当然。また、統治手法や政党はスピリチュアルとは歴史も背景も異なるので比較対象としては適当ではない。
が、改めて、手法と中味と人間性を分けて考えて見極めて判断していかないといけないのだと反省しているところである。