君の背中を押してくれる人【半蔵門ビジネス雑談】20190912
自分の身に降りかかってきた大抵の問題は、ほとんどは自分で解決できるものだ。うまくできたもので、経験上、解決できない問題は起こらないといってよい。解決というのは語弊があるかな。つまりこの場合、「思った通りにクリアできなくても、それを受け入れて心の平安が取り戻せる」ということも含む。
例えば、つい先月、とある契約内容の問題で論争が勃発。
伝聞の伝聞、メールでの論争、論点のずれ、時間のずれ、メッセージ自体のすれ違い、つまり、メールの回答を書いている間に、別のメールでのメッセージがきてしまい、自分が今書いている返答が、相手の催促メールの内容を含まないために、さらに相手がイライラしてくるというような状態になる。
言い方一つ、話の順番一つで、論争はさらに紛糾してしまう。
時間差のテキストベースの紛争解決の一番難しいところかもしれない。一生懸命、誠意を込めて書いている、書き直していることが、相手にとっては、遅い、無視されている、重要視していない、などと新たな紛争論点を生み出していく。
答えるべき答えはわかっている。
しかし、週末などで時間があくと、別の問題が頭に浮かんでしまい、また回答を躊躇する。
こんなとき、
「大丈夫、それでぶつけましょう」
と、背中を押してくれる人がいるとよい。
それは同僚でも、先輩でも、上司でも、場合によっては後輩でもよい。仕事なら、コンサルタントや弁護士さん、会計士さんや社労士さんなど、専門職の人がいれば心強い。
「どうしましょう?」
と丸投げされると答えに時間がかかるけれど、すでに本人が答えの選択肢を出せるまで考えてあるならば、アドバイスはやりやすいし、精度の高いものになる。
ちょっと背中を押してくれる人が周りにいると心強い。
あ。ただし、「これ止めて欲しい!」
という場合、引き止めるのが得意なアドバイザーもいるといいかもね。