黒マスク白マスク【御散歩雑談】20190925
最初に黒いマスクを目にしたのは、PM2.5の汚染が話題となったころの台湾だった。
台湾はバイクが多いが、バイクの運転者のほとんどがマスクをしていた。そしてそのマスクはほとんどが黒。中には、赤や黄色などもちらほらと混ざっていた。
自分にとってマスクといえば、白。病院のイメージだが、白ならば清潔な見栄えであり、かつ、汚れが目立つので、汚れれば取り替える目安にもなり、結果として、清潔なマスクをしていることになる。極めて論理的であり、合理的だ。
しかし、台湾では黒。なぜ黒?むしろ見栄えが悪い。何より怪しい。ギャングみたい。汚れてもわからない。汚いまま使い続けることになるのではないか?
理由には少し驚く。
まず、正当性のある理由としては、
- 竹炭入りで脱臭効果
これは知らなかった。確かに、マスクは外部からの匂いをシャットアウトすることが重要だが、自分の匂いも外に出さないので、長くつけているとキツイかもしれない。
- 希少性
どこででも買えるわけではないらしく、自分を主張するための小道具ということらしい。
- ファッション性
白だと全員病人ぽいが、黒は他のいるだと目立つ。おしゃれになっているという。
- 汚れが目立ちにくい
これは確かにそうだけど、本末転倒?でも、バイク乗りがPM2,5を避けるためにつけるとすれば、白だとあっというまに真っ黒になるのかもしれないので、防御性が高ければ汚れが目立たないというのは重要要素だのかも。