エンジニアの二つの傾向(トラブルシュート編)【御散歩雑談】20191008
8月の終わり頃、お客様のインターネット環境が複数箇所で、遅くなった。作業中のエンジニアからも「仕事にならない」とスケジュール変更の連絡が来たので、事務所のネットで情報検索。
Twitterには、OCNが遅延、遅いとの書き込みがわらわらと。。。みていると、NTT東日本、西日本ともにネットの遅延が生じている模様。さらに、ウォッチしていると、どうやら、同日にWindows10のアップデートが強制的に行われていてそのためアクセスが集中しているらしいとのこと。
エンジニアと情報共有したが、彼は「ちょっとおかしい」と感じていたらしい。
その後、通信会社からのアナウンスがあり、装置の故障もあったようだ。
これをみて、IT会社勤務だったころ思っていたことを思い出した。
それは問題発生時のエンジニアの対応に2通りあったこと。
エンジニアA
この問題は私がさっき直したところかもしれない。あるいは、隠れていたバグが何かの理由で発生する状態になってしまったのかもしれない。いずれにしても調べなくては。。そして、自分とは関係のない装置の故障だと判明し、苦労はしたがホッとして家路につく。
エンジニアB
また誰かなにかヘマしたのか?なにか外部環境で問題があるのではないか?よそのシステムで多くのトラフィックが発生したのか?落雷でもあったのか?どこかのデータセンターで問題が発生したのか?そして、どうやら自分が昨日手を加えたところがうまくシステム全体との整合が取れていなかったことが判明し、あわてて対応し、苦労はしたが、ホッとして家路につく。
どちらがいいとか、どちらが好きかということではなく、自分もある時期は、Aタイプの対応をしてたが、やがてBタイプになってきたのだ。
今日の通信会社の対応も、タイプBの対応だったのかな。
と、ひと段落したので、家路につきながら思ったのである。