次の誰かに留保された一杯【御散歩雑談】20230122
記事の日付が不明だが2020年という記述があるのでその頃の記事か。話はイタリアの伝統カフェソスペーゾ保留されたカフェという伝統のことで、カフェを飲む時に自分の分の他にもういっぱい分の料金を支払うと次の人がもしお金がなければそのカフェを無料で飲めるというもの。余裕のある人が貧しい人のために何かをするという伝統だという。豊かになるにつれて廃れてしまったがまた復活しつつあるそうな。ということは貧しくなってきたからなのか?
napolissimi.comドアを次の人のために押さえておくようなそんな気持ちをお金で表現し、しかも、その留保されたカフェをいただく人は誰がそうしたのかは知らないという粋なものだ。自分は別に裕福なわけではないがそんなことをたまにはしてもいいかなと思う。これが普及するのは素晴らしい。が、自分がその”保留”された一杯を貰いにいくのに躊躇するかもなぁ。そして本当に困った人がくるまでの”周知”はできるのだろうか。そういうことに興味のない他のお客に歓迎されざることにならないだろうか。普及すれば素晴らしい。
ということでコーヒーでも買いにいくか。