ChatGPTの結果を確認もしないで法廷で使った弁護士【たまプラビジネス余談放談】(はてな記事 2911)
”ChatGPTは凄いスーパー検索エンジンだ・・・”、この弁護士はそう思ったようだ。最初は私もそう思っていたな。でもエゴサーチ的に自分を探してすぐに悟った。「内容は適当だな」って。なにせChatGPTで自分を調べたら東大教授で、数々の会社の創業者だったのだから。
確かに文章の体裁は素晴らしい。いかにも正しそうな体裁。しかもマスコミやネット上でも”すごい”の賛美でそれは信じてしまうかもしれんけど。ChatGPTすごい!の前提だから判事に何と言われようと「こっちは探す範囲が広いんだ、AIだから人間より正確なんだ」と信じ込んでいたんだろうな。でも、弁護士が「誰かが作った書類の正確さを吟味しない」のは”まさか”と思うよね。仕事としてね。ChatGPTの問題というより「誰かが作成したものを丸ごと信じてしまうという姿勢」が問題であるということ。これはAIを使ったのでなくてもそうなんじゃないかな。
そうか。でもそうなると結局効率上がらないか?いやでもやはりネットニュースやマスコミ報道だってそういうことだ。マスコミは組織で信頼性を重視してきたから信じられてきたわけだしし、一部がそれを蔑ろにしたから非難されているんだものな。だから記事のタイトルは、
「ChatGPTの結果を確認もしないで法廷で使った弁護士」なんでしょうね。
(はてな記事 2911)