サンプラザ【御散歩雑談】20230712
7月2日中野サンプラザが閉館し、最後のコンサートが行われた。同ホールを愛し、ここでのライブ回数も一番多く、武道館でなくこのサイズのホールにこだわり続ける山下達郎氏のサンプラザラストライブ。記事によれば顧客がパンク状態でマスコミも報道関係者も入らない特別なライブだったそうだ。ホール側も「それでいいよ」ということで両者の関係が垣間見える。
1973年「全国勤労青少年会館」としてオープンした同施設、当時はスポーツの拠点として、私も当時所属していた群馬県代表の沼田中学校卓球部の一員として2年生と3年生のときに訪れた記憶がある。試合ではなく宿泊施設だった記憶があるがもしかすると近くの別の施設だったのかもしれないが、なんらかの関連理由で訪れたのは確かだ。都会のすごいかっこいい建物として目に焼き付いている。卒業して上京し仕事についてからも友人がいたり取引先があったり飲みにいったり何度も中野には訪れその度に中学時代を思い出しながらサンプラザを見上げたものだ。
そして何より山下達郎氏(タツロー)のコンサートには何度来たことだろう。40年以上もファンクラブに入り最初のころは最前列や2列目の席のことが多く、いつ立ち上がるかが最大の悩みだった。タツローが演奏に使ったピアニカが客席に投げ込まれ偶然にも手元に来てそれは今も家にある。音も出る。タツロー最後のサンプラザコンサートは抽選で当たらずNHKホールに行くことになったのは悔しいがまあ仕方ない。タツローの言い方だと「なにとぞよしなに」ということか。老朽化が閉館の理由であれば安全上も仕方ないのだろう。50年も経てばガタもくる。新しくできるホールでもいいコンサートが開かれることを楽しみにしている。
”心臓に(🎉)指鉄砲!それでお別れさ♪”