捕虫網少年【御散歩雑談】20230828
昆虫少年みかけない、という話を先日していたが、夕方の子犬の散歩にいった公園で、一人捕虫網を持った少年が走っていた。思い描いていた風景。捕虫網は小さめ。網目も大きい。ややもすれば、魚取り網にも見えなくはない。少年はバッタを捕らえようとしているようにも見えるし、セミを捕まえようとしているようでもある。蝶々ではなさそう。そもそも蝶々なら、その網だと羽も傷つくし、捉えた後で網を折り返す余裕のある長さでもない。蝶々の場合、羽を痛めないように絹網で、折り返す長さも必要なのだ。と蘊蓄ウンチクを述べたくなる。そういえば、捉えた後の昆虫を入れるかごも蝶々の場合の三角缶も持っていないようだ。昆虫趣味少年ではないか。。。昆虫趣味少年?そんな少年はいないだろうな。昔と違い遊ぶ手段はゲームを始めいくらでもあるし、昆虫を採集して飼うのならまだしも標本にするなんて現代の風潮では受け入れられないだろう。自分にしても今から考えるとなんて残酷なことをしていたのかと本気で思う。昆虫は写真に収めるくらいでいいんだ。