謎の整体師(2)【御散歩雑談】20231020
以前に紹介した謎の整体師の話の続き。
この整体を最初に紹介してくれたのは女性の友人で、「どんな感じか見てみる?」というので同行した。彼女が施術を受けているところを見学させてもらう。通常の整体を一通りやりながら、あるタイミングで背中の一部を手で作った円で囲い、その円に合わせて目からビームが出ているような感じで視線で円をなぞり、その円の太さで手で空中に背中から丸太を抜くようにジェスチャーを始めた。少し笑いを堪えつつ、見ていると先生がこちらを見て、
「昨夜はマイナスイオンが沢山降ってきたようで太いのが背中に刺さっていましたので抜きました」
はあ・・・としか言えず。
その後、今度は自分が施術を受けている時、
「ご長男ですか?」
はい、
「やはりそうですか」、
と言いながら、眉間の間から細い紐があるかのように何かを抜くような動作を始めた。それは随分と長い紐を抜くくらいの時間続き、それが終わると突然窓を開けて、自分の腕に何かついているようにそれを窓の外に捨てる仕草を始めて捨て終わって戻ってくると、
「ご長男ですね。親御さんからいい子でいるように期待されて、それを裏切らないように頑張られてきましたね」
「とても長いマイナスの気が眉間に溜まっていたので抜きました。」「そして私とあなたはとても似ているので私に絡みついてきたので窓から捨てたんです」
という。聞けば私と同じ生まれ年月日だった。
先生はいつもマイナスイオンを抜いてくれる。それがどれくらい本当なのかは以前わからないが施術のあとは3ヶ月肩こりもなく腰痛も出ないのは本当のことだ。
マイナスイオンを抜く施術の謎は解けていない。またそろそろ行ってみようかな。