カメラリコールに思うこと【たまプラビジネス余談放談】20240529
ジープに搭載されている外部カメラリコールの通知がきた。ジープの会社からではなく、部品のメーカー名義でのリコール通知だ。しかし持ち込む工場はジープ。初めてのケースで、稀なケースに思う。通常は完成品の販売会社であるジープからくるものだろう。しかし、まあ、ひとまずジープ社へ。定期点検もあったのでまとめてやってもらうことになった。恙がなく点検も修理も終わり、日常利用へ。そしてある日ふと外部カメラを切り替えてみる。外部カメラは２箇所あり、一つは左脇の足元。これは内輪際による巻き込みを注意するためのものだ。もう一つはフロントカメラ。これも前方の車周囲にある人や障害物を目視するためのものだろう。これまでフロントカメラは前部のバンパー下が見えるように設置されていた。だから前車との距離を見ることができなかった。不便だなと思いつつ、まあこんなもんかと認識していた。今回のリコールで修理された結果、フロントカメラの視認範囲は、バンパー下はまったく見えなくなり、前車との車間が明確に見えるようになっていた。実用的にはそもそも暗くて見えないバンパー下より。前車との距離が見えるほうが使いやすい。つまりリコールの結果、実用的なカメラ機能を得られたわけだ。しかし。このリコールって、そもそも、まったくの性能変更に思う。前が見えないというクレームが多くてそれに対応したのだろうか。それとも、本来、前車距離を視認するためだったのに、バンパー下を向いていたのを直したのだろうか。どちらにしてもあまりにも見誤りすぎではないだろうか。ジープが窓口にならなかったのは、このあたり、この性能機能はジープのセンスじゃないよといいたかったではないかと勘繰っている。
