【ODRピックアップ】20151020 インターンは立ち上がり前ボタンを留める
先日、古巣の会社からの受注品を納品に伺いました。納品先のリーダーは、かつての会社の部下。受付で待っていると、担当者と2名で現れました。先方は、かつての部下のような物腰で接してくれましたが、こちらはついつい立ち上がり、かしこまって、前ボタンを留めていました。昨日みたばかりの映画「マイ・インターン」のワンシーンが脳裏によみがえります。
「マイ・インターン」久しぶりににんまりする映画を見た気がします。
ロバート・デ・ニーロの老年インターンとアン・ハサウェイの若きEC起業家の物語。
デ・ニーロのインターンは、社長に呼ばれたり、社長が傍に来ると立ち上がり、ジャケットの前ボタンを締めます。この仕草がとてもよくわかる。わたしもそうなのでw
相手が目上だったり上司だったりするからではなく、礼儀としてそうしたくなってしまうのです。もしかするとなにかのトラウマか?何処かで洗脳されているのかもしれません。ただのクセかもしれないのですが、この「改まって、立ち上がって、ボタンを締める」という動作が、この映画の中で一番心に刺さりました。だからって、ストーリー全体にはあまり影響しないのですけどね。
一昔前のスーツは、前3つボタンが主流でした。全部を締めるとネクタイは殆ど隠れてしまい、ベストを着ていても見えない状態になりました。3つボタンの場合、全部ではなく下2つをとめるのがすっきりとしています。上2つという場合もあるようですが、自分でスッキリきまるほうでいいかと思います。よくいくポールスミスの店頭では数年前から2つボタンが主流になりました。2つボタンでは、「上1つをとめるのが、スッキリしますよ」と店員さんのアドバイス。そして最近は1つボタンが出始めています。実は、もともとタキシードにも代表されるように、フォーマルなのは1つボタン。
一番下は外す?男性スーツの正しいボタンの留め方まとめ(2つボタン・3つボタン・ダブル・スリーピース・座るときなど) - Column Latte
でもスーツのボタンをとめている人は少なくなりましたね。