【半蔵門ビジネストーク】20171023 本質は細部にあり?
この話はTV会議が出始めたころからあった。女性は自宅で働くようになっても、TV会議を使うのであれば化粧をしなければならないとか、キッチンからではできないとか。
当時は、「なにいってんの?」と思ったものだが、今となっては当然のことだったと思う。化粧はまだしも、現在オフィスからTV会議で、特に始めての相手と会話する際には、背景に気をつかう。取引関係や機密を類推させてしまうものが映らないようにとか、雑然としている本棚は仕事の質を勘ぐられるのではないかとか。
実際に、自分がオフィスからTV会議する際には、後ろの書類キャビネットにカバーするようにしている。多少なりとも余計はモノが映り込まないように。。。
流石資生堂さん。やるとしたら、資生堂さんだろうなと今さらながら思う。これまでデパートなどの化粧品コーナーでも、これまでは実際に口紅やアイシャドウなど実際の化粧を体験してもらっていたところに、バーチャルで体験できる装置を開発してノウハウを蓄積してきたが、これらを活かしたものだ。
TV会議に、バーチャルで映っている人の顔に”化粧”ー本当の意味での化粧ではなく、バーチャルでメイクし、顔色を補正する機能、そして、背景を自動でぼかす機能などを搭載したTeleBeautyを開発した。
メイクも、ナチュラル、トレンド、シャープなど4種類あるらしい。
PCのカメラは顔が大きく映るので大きさ補正もある。
TV会議を在宅で使うようにするための仕組みや機能の本質は、実は、こうした部分にあったのではないかと思う。本質は細部に宿るということの、証し?笑
はるか20数年前、前職の時代に、資生堂さんに納品した実験システムがある。当時はまだ、WIndows95の時代。あまり高度な仕組みではなかったが、化粧をバーチャルで合成して体験させるマルチメディア(この表現が主流だった頃!!)端末。
自慢だが。。。なにか?笑