半蔵門御散歩雑談/ODR Pickups

株式会社ODR Room Network

このブログは、株式会社ODR Room Networkのお客様へのWeekly reportに掲載されている内容をアーカイブしたものです。但し、一部の記事を除きます。ODRについての状況、国際会議の参加報告、ビジネスよもやま話、台湾たまにロードレーサーの話題など、半蔵門やたまプラーザ付近を歩きながら雑談するように。

【ODRピックアップ】2016025 今だって見ようが見まいが自由だろが?あ?

【ODRピックアップ】2016025 今だって見ようが見まいが自由だろーが?あ?

 

企業などへ勤務する人が、家に帰ったら、会社宛のメールは見なくても良いという権利。。

 

権利?

 

www.cnn.co.jp

 

この権利。今は「ない」のだろうか?「ある」でしょ!今も。もし、「ない」という場合、明文化されたものがあるのか?あるいは慣習になっているのでしょうか。欧州では。。。

帰宅後も、例えば、何かの指示やすべきことが発生していたら、メールでそれが指示されたら、すぐやることが慣習的になっているのか。。。?信じがたい。。。

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確かに、私自身も、電子メール使い始めのころは、丁度仕事が大好きだったころでもあり、”先端技術を駆使するスーパービジネスマン”よろしく、自宅で社用のメールを、むしろ、積極的に送受信していました。当時は、まだ定額のブロードバンドではなく従量制のダイヤルアップで、遅いのにも関わらず。自宅のみならず、旅行先でも変わらずアクセスして、家族からは文句も出ています。「仕事なんだよ」と言い訳していましたが、あらぬ嫌疑をもかけられていたかもしれません。

でも、そんな便利で、「かっこいい」電子メールを駆使したビジネスマンも、やがて読まないようになりました。理由は、飽きてきたこともあったでしょうが、なによりも

「読まなくても支障ない」

ことがわかったから。

メールを送った方も、決して休み中に自宅で仕事をしてくれという期待をしているのではありません。自分の立場から想像すると、夕方の帰宅前に、その日の自分の仕事のケリをしっかりつけるために、誰かに依頼したり報告したりするメールを送ることはあるでしょうね。それは、心理的に考えれば、ごく自然なことでしょう。ボールを自分に持ったまま帰るのは、気が重いものですから。つまり、その日のうちに読んで結果を得ることを想定していない、期待していない。はず。

本当に、すぐにやってほしければ、自分だったら電話します。会いにいきます。到達したかどうかわからない電子メールに頼ってOKと信じているとしたら、かなりの”アレ”です。

義務化されているのでなければ、会社宛のメールを開くのは自由ですし、技術的に見ない、開けないことだってできますし、見ても対応しないことだってできるはず。まあ、人情的には、「見たら対応せずにはいられない」という場合が多いでしょうが。。。

 

そして確かに、困る場合もあります。

対応しておかないと自分に被害や影響は出てくる場合です。また、「悪いニュース」には、すぐに対応しないまでも、休み明けに事務所や現場で初めて知るよりも、事前に知っていたほうが、心の準備もできて精神衛生上よいでしょう。

 

ま。

夕方に、「明日までに返事が来るわけない」と思って送ったメールへの返事が、明朝きていたら(しかも結果とともに)その日の予定が狂う人もいるかもね。

それが面白くて、早朝出勤して返事をしていたこともありましたっけ。。。(遠い目)

 

  *   *   *

 

因に、今では家ではほぼ見ません。LINE友達もいないので、寧ろ家族のほうがしょっちゅう携帯を気にしています。立場逆転。