返事は2回【半蔵門ビジネス雑談】20180517
LINEやWeChat、メッセンジャーやWhatAppのいいところは、既読機能だ。相手が読んだかどうかわかる。既読スルーされても、それで自分のそのメッセージの位置付けがわかるし、相手の態度あるいは多忙度合いも推し量れる。
メールは既読がわからない。
自分にきたメールでも、時々、スパム扱いされてしまっている大事なメールがある。送信日から2日遅れで到着するケースもたまにある。これは、送った側も、送られた側も困る。送られた側は、到着していないので緊急性も重要性もなにより内容がわからないし、送られたことすらわかっていない。
送った側は、回答がないので、検討中なのか、無視されているのか、自分のメールが未着なのか、あるいは返信メールが未着なのかもしれないと、性格や関係性によっては悶々とすることになる。
悶々として、考えあぐねて、ギリギリに
「あのメールの件ですがいかがですか。。。」
「え!来ていないよ!?」
とのやりとりで、双方に”急ぎの対応”が降りかかってくる。
未着は、不可抗力だから仕方ない?そう。仕方ないのだ。
だからこそ、きちんと到着したメールへの対応には、配慮をしたいと思う。
回答がすぐに出せない場合には
応えられるものには、1日以内に返信しよう。
もし、内容に沿った回答がすぐに出せない場合には、
「メール拝見。検討します。」
「XXまでに返事します」
「検討しますが、難しいです」
など、
”メールが到着して読んだ”が”回答には少し時間がかかる”という、既読を通知するメールを返信しておくべきだと思うのだ。
「連絡遅くなりましてすみません」と、枕詞を入れた返信が数日だってから到着しても、”この書簡の重要度が低いという認識”しか伝わらない。
返事は2回
誰かに面倒なことを依頼されると、
「あ〜〜〜はいはい!」と返事して、
「返事はいっかい!」と叱られた経験がある人は多いのではないかな?
そう。通常は返事は一回だ。
だが、既読機能がないメールでは、
返事は2回
を勧める。