【ODRピックアップ/半蔵門ビジネストーク】20170405 海外出張と会計
今年もODR FORUMの時期が確定しています。
昨年より予告されていた通り、場所はパリ。6月12日、13日の2日間、ユネスコ本部で開催されます。
航空券の申し込みを調整していますが、4月からサーチャージ税金が値上げとなるので、チケット代に加えて、24,000円がかかるとのこと、3月中に予約すれば、17,000円。7000円差をどうするか。でも、来年のことなので、来年の予算にしたい。今年の利益を食いつぶしたくないし。。。
ところで、今までは社内処理として、航空券代の請求書だけで計上していました。でも、eチケットは残しておいたほうがいいかもしれません。
請求書には、旅行代理店にもよりますが、誰が乗るのかを書いていない場合があります。そうすると、誰か社外の人間が乗っている場合もありうる。。。そうなると、社外への利益供与や私的な利用になっている可能性も疑われてしまいます。したがって、請求書や領収書と一緒に、誰が搭乗したかが明記されたeチケットが必要となるのです。
また、パスポートもチェック対象とされていますが、中期出張で、途中寄り道をする場合、それが仕事でなければこれまた私的な利用とみなされ、個人への課税対象となるのです。
政府系の仕事の場合は、このあたりを厳密にチェックされ、たとえ自費であっても、宿泊を延長したり、別の場所を経由したりするワガママはいえませんが、自社の出張であれば自由がきいてしまわなくはない。。。税務調査ではこのあたりも調べられるそうです。
今年からは、とっておかないといけません。注意。