【半蔵門ビジネストーク】20170509 投資は惜しまず無駄遣いは慎め
この4月で独立してから10年目を迎えることができました。ここまで続けられたのは、お客様、仲間との出会いとご協力、そして巡り合わせと幸運によるところが大きいのはまぎれもない事実です。ただただ感謝の限りです。
次の10年さらにその先も続けられるようにこれまでこられた道のりを振り返ることにいたします。
周囲に恵まれた
- 最初からお客様がいてくれた
幸運だったのは独立時に以前から個人的にもお付き合いのあった2社がそのままお客様となっていただけたことです。
- 力のあるパートナーがいた
開業前に誘っていたエンジニアが非常に力量があり、お客様からの評判がよかったことにより次につながっていきました。
- そしてそこからご紹介も
その結果、新しい取引先を紹介していただけたこと。ちなみに起業時の2社は買収されたり、パートナーに譲ったりして今はお取引がありません。
- 前職の非常勤顧問
ありがたいことに前職より非常勤顧問職をいただけたこと。1年間ではありましたが、非常に経済的にも助かりました。
- 家族の全面的協力
最初の1年は無給だけどいいかということに快く了承してもらえたこと。家庭環境に感謝しています。
戦略的なこと(今思えば。後付け感満載)
- 自分を売り出さなかった
多くの失敗例では、素晴らしいスキルの創業者が自らを売ってしまっている。結果、次の手を打つのが遅れて、商談が途切れたらそれで終了。
- ブルーオーシャン?
ODRについては国内には一般的な市場はないので(まだない?)海外向けに広告アピール。結果、ODRについては必ず当社に連絡がくるようになった。ただし相変わらず商談にはならないが。
- 国内広告はレッドオーシャン?
ITサポートについては国内では広告すら打たなかった。それは、はるみくらぶの例を見てもわかるように、消耗戦を覚悟しなければならない。
- 商談は全て紹介ベース
これからもこの路線でいく予定。手を変え品を変え。
- 投資の一環としての教育
これにつきる。情報収集も教育の一環として継続。
今後として、
投資は惜しまず無駄使いは慎む
- 時間売りはしない
エンジニアやスタッフのフルタイム時間契約は、一時的な身入りを約束し、契約期間の安定をもたらすが、新しい技術や市場の勉強をしたり、営業開拓をする時間を奪う。少ない契約時間を多くとりたい。フリーな時間はスキルや営業投資に回す。
- 接待はよく考える
昨年のスタートは接待を絡めて営業活動を展開したが身を結ばず赤字が積み重なってしまった。勝算ある経費活用をすること。
そして何より健康で。