【半蔵門ビジネストーク】20171211 タクシーのよもやま話
1ヶ月程前、すすき野でタクシー内で「道順が違う」と暴れて料金を払わずスマホを投げ捨てて逃げた酔っぱらい?の話題があった。
ドラレコ必須
ドライブレコーダーに会話も残っていて、自分が行き先の告げ方を間違えているのだから始末が悪い。
事故だけでなく同乗者の暴行にもドライブレコーダーが有効なのがわかった。これでまた品薄になるな。
先日、タクシーで道順を知らない運転手に2日続けて遭遇した件を書いたが、
キチンとコミュニケーションをとらないととんでもないことになる場合もある。
似た地名の罠
「あやせまで」というだけだと、神奈川の綾瀬か、東京の下町の綾瀬かがはっきりしない。先入観で別の方へいってしまうと大変な距離だ。
かく言う私も経験者だ。
吉祥寺に友人のソウルバーがあり、一人でもたまにいくのだが、そこにいくとついつい終電を逃してしまう。漫画喫茶に泊まったりもするのだが、タクシーに乗り込むことがあった。ウチは自宅はたまプラーザが近い。ほろ酔いでタクシーに乗り込み「たまプラーザ」と伝えてウトウト。。。どれくらいたったかわからないが、「お客さん、このあたりですか?」と起こされたのは、見覚えのない寂しい駅。「ん?ここは?」「たま(多摩)センターですが。。」
たまプラーザまで乗ると5000円くらいだが、吉祥寺からだと聞き慣れない地名であろう。運転手が自分の知っているタマセンターを先入観で目指したようだ。
すでにメーターは9000円。所持金10000円であることを伝えると、メーターを倒して、10000円でタマプラーざまで行ってくれるという。しかし、道が判らないので道案内をしてくれというが、多摩センターは不案内だ。そこで、双方しっている地名として町田で一致。町田までいけばわかるので、深夜のドライブとなった。世間話をしながら町田についたのは深夜4時。家についたのは5時半だった。
地方だと流しはいない
年末の忘年会を終えて友人夫婦と店を出る。少し吹雪の中歩き出す。友人の奥さん(こちらも幼なじみ)が言う。
「ちょっとタクシーいないの?何よこの街は!!」
ここは群馬県北部の地方都市だ。それでなくても、自家用車所有率全国一位の群馬県。運転代行が発達し、流しのタクシーはそもそもいない。通常タクシーは店で呼ばなければならないが、大晦日の深夜。もうすでに仕事納めをしているだろう。結局3人で雪の中歩いて30分程の家まで帰ったのだった。タクシーがいない地方の街は少なくない。
タクシー業をやっている友人がいる。
少しだけ憧れている。
いつかはやってみたい職業の一つである。
自動運転に淘汰される前に。