【散歩トーク】20171226 待つか迂回か〜電車遅れ時間の読み
通勤に使用する田園都市線は最近よく遅れにつながる事故が発生している。
最大XX分の遅れで運行しております
今年も10月から11月にかけて、停電、転落による大幅な遅れが通勤時間帯に発生し、迂回による他の路線の混雑も誘発し、私自身も通常40分の通勤時間が1時間半以上かかった場合もあった。
ある日、駅に到着すると、顧客救助のためという理由で、「”最大”で15分の遅れ」とアナウンスがされていた。
15分の遅れということは、40分+15分で55分かかるということかなとぼんやりと思う。結果的に、その日はオフィスの最寄り駅についた時には、45分かかっていた。だが”最大”時間より10分少ない。
振替に飛びつく前に
事故の際、鉄道会社としては、責任の一端として迂回を案内し、振替輸送の手配をしている。鉄道通勤や事故に慣れていない頃は、事故で止まると「大変だ」とすぐに電車を降りて迂回路に周り、混雑に巻き込まれ、そちらの遅延に巻き込まれ、そうしているうちに、元の路線が復旧したりして、迂回がかえって時間を遅くしてしまったことも多々あった。
今でも、事故のアナウンスがあると、即座に飛び出していく人も少しはいるが、意外とみなさん落ち着いてそのまま新聞やスマホに目を落としたままの人もかなり多い。どうしてだろう?
待つか迂回か
最近は事故の起きた時間にもよるが、”最大”の時間と迂回にかかる時間を比較して、大差がなければそのままいるようにしている。
”最大”時間は、事故が発生した車両の遅れを基準にしていると思われる。運転再開後は、直後は混雑もあるだろうが徐々に解消しているはずであるから、遅れも少しずつ取り戻していくだろう。従って事故から時間がたてばたつほどその遅れは少なくなっていくのは当然だろう。だから事故の発生時刻と自分が乗車した時間の差が大きければ大きいほど、遅れの時間は解消に向かっているはずで(例外はあるだろうが)それを考慮したほうがよさそうだ。
以前、田園都市線での設備故障で遅れた際、バスで東横線に回る方がよいという案内に従って、地上に出てバスを待ったが、バスが来るのに30分、バスで東横線に移動するのに1時間、東横線も影響で遅れており、渋谷まで30分、都合2時間かかり、到着時間には、すでに田園都市線も復旧していた。
高速道路で渋滞に巻き込まれて一般道に迂回して快適に走れたが時間は同じだったというのとにている。
待っている苦痛か、
快適走行+ガソリン消費か。
ついつい待ち時間を無駄に思ってしまうが、「どうなのかな?』と思う年の瀬である。