Ipv6騒動【半蔵門ビジネス雑談】20190514
3月末、年度末の忙しい最中に、利用しているプロバイダーからIpv6のサポートの通知が届いた。通常のメールだ。特に変更する設定などはないとある。実際、オフィスで使用しているiMacは特に設定もなく、接続することができた。めでたし。めでたし。
が。
Windowsからの接続がうまくいかなくなってしまった。
再起動してもネットワーク接続ができない。
いや、正確には、同僚のWindows機はなんの変更もなく接続できている。
接続できないのは、iMac上のVmware上で動作しているWindows7, Windows10だ。どちらも、これまで、DHCPの設定で、IPを自動的に取得するごく普通の接続方法で動作していた。今回もそのままだ。しかし、いくら再起動しても接続できないのだ。
Windows機では、いくつかの特別な重要なプログラムを利用している。
銀行決済、監視カメラ、そして、Webサイトなどの更新のためのFTPアプリケーションだ。これらはそれぞれ、Mac上では動作しないものである。Windowsが接続できないとこれらの作業ができなくなってしまうのだ。致命的。
といっているそばから、保守しているWebサイトの更新依頼がやってきた。さてどうしようーーー!!
もうこうなると当社のスーパーエンジニアにすがるしかない。
「おねがいします!!」と翌朝のアポイントメール。
運良く当日の夜にオフィスに戻って来てくれたので、すでに社外にいた私と電話とGoogleデスクトップの接続で作業をお願いした。といっても私が行うのは、再起動時のパスワード入力のみ。
調査の結果、直接の原因は、IPアドレスがwindows側に正しく引き渡されないことだとわかった。なぜ渡されなくなってしまったのか?正攻法による解決は時間がかかりそうだし、もしかすると解決できないかもしれない。こんな時、実務家のエンジニアは、まず、接続できるようにすることに主眼を置き、固定のIPアドレスを直接入力する方法を提案。
結果、正攻法ではないが無事、接続は復活した。
もつべきものはスーパーエンジニアの同僚だ。感謝。