事前準備をしない心理【半蔵門ビジネス雑談】20190703
とある会議で遠隔地の参加者のためにskypeを使うことになっていた。事務局がおり、彼らがPCやskypeアカウントを含めて用意している。通常なら、なんの問題もないはず。。。だが、問題は忘れたころにやってくる。笑
会議開始前に相手2者と接続するはずなのだが、もたついている。そのうち呼ばれた。
「繋がらない」
IDとパスワードがあるが、それでログインできないという。
前回も同じですか?
同じです。
じゃあもう一度
(このアカウントは使用できません。)
経験上、こういう場合は前回と同じでないケースがほとんどだ。要するに準備やテストをしていないのだ。
結局、私の個人アカウントを使用することになって、それで凌ぐことになった。
しかし、その場合、相手側との承認が取れていないので、また一悶着。こちらから申請を送って承認してもらうまでにまたもたついてしまう。IT利活用を推進しようとするための会議なのに、「やっぱり面倒だね、難しいね、使えないね、お年寄りには難しいね」という話を裏付けてしまう。
すったもんだの末、接続はできて、会議も無事終了した。
それにしても。。。
なぜ事前に接続確認をしていないのかと疑問になる。
大抵、そういう場合の担当者の言は、
「専門家でないので」
「よくわからないので」
「慣れていないので」
などが多いのだが、それならなおさら、事前準備を必要とすることにならないだろうか。
先日のTV番組で、コメンテイターが、
「勉強はすればするほど不安になるので、大丈夫だよと言ってくれる人がいないと追い込まれてしまう」
という。それに対してMCが、
「そういえば勉強していないと、なんとなくできるような気がしてしまう、ヘンな自信が湧いて来る」
と言っていて、これと同じように、ITなどが苦手であればあるほど、準備などしないほうが、なんとかなるように思えてしまうのかもしれない。
今更の教訓。
事前準備は、得意でも苦手でもITに限らずとも、必要です。