生身の人間のテロが一番怖い【半蔵門ビジネス雑談】20190705
5月末の無差別殺傷事件は痛ましくて当時は何も書きたくなかった。テレビでは、被害者や加害者の生い立ちばかりを追いかけていたが、それは「これは特殊なケースだから」と強調するばかりで、模倣犯が翌日にでも発生したらと思うとぞっとする。もっと防御するための特集などを取り上げて欲しいところだ。
以下2記事は、海外で起こった爆発系、銃乱射系のテロを防ぐための参考記事。
ここでは基本的な考え方をあげている。
- テロは起きる前提。
- 通路や非常口など逃げ道を意識して確認する。
- 都合のいい方に考えない。
- 起きたと感じたら自分の判断で逃げる。
- 携帯のマナーモード
- いよいよ危機的なら、腕と足で体を守る。
そして、
- 兎に角、”身”=胴体を守る。致命傷を避ける。
(1)正面を向かない。側面を向ける。
(2)足は膝を挙げて腹部をかばう
(3)片腕を肘から曲げて横っ腹と顔、もう一方で腹部
- 爆発は足裏で スマホで撮影なんて思わないこと。
- 左に逃げる 銃の場合、狙撃者の脇があまくなる。
- 自分に集中 人の動きに左右されず自分の判断を
- パニクらないこと 文字通り
- 体は少しでも鍛えておく。筋肉も一つの内蔵の防御方法。
で、今回のような場合。叫ぶわけでもなく無言で後ろから来られては防ぎようがないが、異常がないかを常に注意して歩くようにせざるを得ない。そんな日本はいやだと思うが、もうそんなことは言っていられない時代になってしまったのだ。
それから今朝車で信号待ちしている時に思ったのだが、道路脇にスクールバスの子供たちとママさんたちがいた。もし、この場面で暴漢が襲いかかっているのを目撃したら、近くの車運転者は歩道に乗り上げて暴漢を止めることができないだろうか。もちろん、子供たちへ突っ込んでしまっては元も子もないが、周囲のそうした意識や協力や防御も一つの可能性ではないかと思った。
どんな場合でも、近くで起こったら避けようがないのが現実だ。地道に注意を払い続けるのが基本的な行動だろう。少なくとも、スマホを見ながら歩いているなんていうのは、巻き込まれてしまう可能性を自ら高めている。前から来た人がテロリストでぶつかる瞬間に。。。なんてことは起きうるぞ。
爆発より生身の人間の突進のほうが恐怖感が強い。巨大なゴジラは隠れてやり過ごせそうだが、隠れた後ろから現れるケムール人(わかる人同世代)のほうが怖い。怖すぎる。