携帯番号を教えていいかという無作法【半蔵門ビジネス雑談】20191202
メールやメッセンジャーがほぼリアルタイムで届くようになった昨今、携帯電話で話すことは少なくなった。メールが苦手な世代もあるので、そうした人からの電話はやむを得ない。
また、中には携帯でないと連絡を取らないという職種もある。証券会社のセールスマンなどだ。これは、証券の注文などを確実にこなすためだと思われる。メールやメッセンジャーでやれるようにすると、こまかな変更が矢継ぎ早に入ってくることになり、その実際を把握するのに大変になりそうだし、なによりも注文を確認する義務があるからだ。電話口で法的にひつような事項を決められた手順でこなすためにはやむを得まい。
そんな中で、「携帯番号を教えて」あるいは「携帯番号を誰かに教えていいか」というのは、もはや、無作法に近いと思っている。
いうまでもなく、携帯電話は受け手の都合関係なくかけられるし、かかってくる。作業中断、集中力中断、会話中断を余儀なくされる。ある人によれば、暴力的時間泥棒だと。笑
また、携帯を教えてといわれて、無防備に教えるほうも問題がある。特に、誰か第三者に教えていいかという方法。せめてメールにしてあげてほしい。あるいは、最低でも固定電話。これは、そこにいなければとれない。そこにいるなら、まだ、連絡したい相手に答えてもいいように思っている。
メールより携帯。
そのほうが早いという発想だろうが、それは自分と相手の関係までにとどめてもらいたいものだ。そうするべきだ。そのくらいは配慮すべきだ。