いいシステムも入力が不正確だと信頼逸失【半蔵門ビジネス雑談】20200720
ある日、自粛期間中、故に出社日を限定している金曜日、その日に到着指定した荷物を待っていた。トラッキングシステムでは輸送中、本日到着となっている。15時過ぎには出かけるので、できればその前に受け取りたい。輸送会社にも再配達負担がないように、紛失リスクを負った上で、置き配指定だ。
ランチをとって、14時半、配達状況が気になったので確認すると、12時50分に到着済みになっていた。エレベータを使って1Fのポストに取りに行く。すると、ない。
玄関にも置き配はされていない。すでに配達時刻から1時間半たっているので、もしかすると
持って行かれたのかもしれない。そのリスクは覚悟している。
念のため輸送業者にも確認しよう。
なかなか繋がらない電話を乗り越えて、要件を伝える。
「ポスト投函になっていますがポストは見ていただけましたか?」
これはマニュアル通りなのだろうが、
「もちろんです」
と静かにキレ気味。
先方が状況を確認して電話を折り返しもらえることになった。
数分後、電話。
「申し訳ございません。まだ配達員が持っております。」
。。。まったく。
普及しているトラッキングシステムは素晴らしいと思う。海外からの荷物でも、海外のどの港の荷物エリアについたよ、とか、船積みされたよ、とか、事細かにメールで通知がくる仕組み。物理的な荷物がどこにあって、どれくらい滞留しているか、もうすぐつくのか、もうついたのかまでトラッキングしてくれる。ネット時代の安心提供の要だと思う。
それなのに、どうやら、未配達の荷物を配達済みに間違って登録してしまったということだ。人的ミス。あるいはシステムの読み取り装置の問題か。
せっかく素晴らしい叡智を結集したトラッキングシステムなのに、信頼されているのに、であるが故に人的入力ミスで待っている側の信頼を裏切ってしまうとは、なんとももったいない。
結局、これからは、システムに入っている情報が本当に正確なのか?という疑いを持ち続けることになる。
JPさんよ。
配達してきた配達員、入力ミスした人だと思われる、特に理由をいうことなく、悪びれもせず荷物を置いていった。文句をいうと気分が悪いので無言で受け取った。ことの重要さを理解し気づいてくれることを祈る。