成人式があまり話題にならなくなってないか【御散歩雑談】20230110
成人式に限らないが固定の日付でなくなったことによって「その日」がはっきりしなくなってしまっている。成人式の日だけでなく、体育の日もまた、固定の日でなくなってしまい、多くはその日に開催された運動会もバラけてしまった。まあ、それはいいか。
以下の記事にも書いたが、成人式に出なかったことがなんとなく後悔のような後ろめたさのような感じがしていた。しかし、大人になってみると成人式に出なかった人は以外と周囲にも多かったことは少し驚いた。
【つれづれ】20170110 成人式には出なくても - 半蔵門御散歩雑談/ODR Pickups
成人も18歳に変更された。報道しなくなっただけなのか、成人なりたての馬鹿騒ぎの映像も目にしなくなった。
以下は記事からの引用だが、イスラエルの話。
日本でいう成人式のような式典は、世界各国では例がないようですが、
「イスラエルでは、男女とも13歳または12歳を迎えるとバルミツバ/バットミツバという(バルミツバが男の子、バットミツバが女の子)宗教上の成人式となります。ここで宗教上は大人として扱われ始め、儀式では招待客からご祝儀をいただきます。僕が招かれたバットミツバでは300万円くらい集まったそうな。これを貯金して、大学にいく費用にしたり、就職前に海外を見てくるといいます。〜中略〜 マーケットが国内では小さいので、その頃から自然に"世界"を意識しているということです。」日本がシンパイ - 半蔵門御散歩雑談/ODR Pickups(公開前)
イスラエルの友人いわく、
「選挙権は18歳なのだが、丁度難しい年齢を迎えるこの時期に、"自分たちがどのように、どこまで責任を負えるのかを自分で考え、感じ、自分を確立していけるようになってほしい"という願いが込められている。」
「大人になりなさい。でもまだ、あれはしちゃだめ。これはしちゃだめ、という矛盾の中に入る時期の子供たちが、"自分と社会とに折り合いをつけていく"ことを理解していく年齢」
なのだそうだ。
日本の成人式の意味も変わっていくのだろうか。