遺族年金手続き【たまプラビジネス余談放談】20230207
亡くなった父の厚生年金を母が遺族年金として受け取るための手続きに年金事務所へ。
故郷の市では年金手続きをできる年金事務所がないということを初めて知った。人口が少ないせいか、会社を登記する法務局もない。起業しにくいはずだ。
手続きは粛々とすすんだが、途中で驚愕の事実が。
「お母さんは昭和29年に東京で働いていましたね」
え!!?結婚前か。知らんぞ!!?
初めて聞いた事実だ。短い期間だが東京で働いたことがあるそうだ。
企業名を本人から聞ければその期間の年金も組み込まれて支払われるそうだ。
それにしても驚いた。東京で働いたという事実が母に合致しなさすぎる。
集団就職だったのだろうか。
「電話で確認できますか?」
すぐに電話する。
聞くと、「覚えていないけど働いたことがある。5ヶ月くらい。1社はアサヒビール、もう一社は社名は忘れたけど、革をなめす仕事だった」
「アサヒビールがわかれば十分です」
ということで判明。
65歳から年金を受け取っているので25年遡って受給できるそうだ。ちょっとしたお小遣い。
年金の手続きなんて受給時と今回のような遺族年金手続きの代理でもしなければ触れることはないのでわからないだろう。年金制度への批判もあるが、このデータの把握と手続きを着実に行なっている年金制度の関係者はもっとリスペクトされてもいい。