経営体制を変えるのだ【たまプラビジネス余談放談】20231016
「問題を起こした会社」が体制を変えようという課題があるとしたら。。。これからも関係が継続していく顧客や社員やパートナーに迷惑をかけないように、経営は維持していけるようにどうするか。経営体制を一新しなければ会社の行動は変わらないし、変わらないと思われてしまう。経営体制を変えていくには、例えばこんなことを。。
1)社名変更
これにより過去の経営者の理念や影響、特に客観的なイメージから脱皮して別の経営意思の会社に生まれ変わらせるという。社名は、旧体制との関連がないものにすることになる。単に社外へ向けるだけではなく、内部の社員にも”もうそうではないのだ”という意識を周知するために。
2)新会社に移管
社名を変えても支配株主が変わらないなら、「新会社」を作り、人材はすべてその新会社の影響下に置く。
3)出資者一新
新会社への出資者は元の会社の株主と同一ではいけない。少なくとも支配株主にならないような持株比率にしなければいけない。資本と経営を切り離すということはそういうことだ。そうでなければ影響力は株式論理的には排除されないからだ。
4)経営陣一新
実際に会社の実務を行い、運営し、仕事し、顧客サービスし、苦情に対応し、お金を稼ぎ、計算し、消費し、給与を払い、社会に貢献し、還元する経営そのものを行う経営陣。社長をはじめとする経営陣を配置する。
ただし実際に”体制”を変えるのは、まず、出資者を元の会社の株主以外から募れないといけないが、お金の問題なのでなかなか難しい面がつきまとう。現株主とは全然別の誰かから出資してもらうか、社員から少しずつ出資してもらうとか、手段はあれど実際にそうするのもまた手間と時間と調整の困難さがある。また、新株主が現株主から経済的、経営的に支配下にあると意味がないことになる。
あとは。。。やってみて変えていく。やったことを正解にしていく努力と根気と根性。これが現実か。