ODR Pickups/半蔵門ビジネストーク

株式会社ODR Room Network

このブログは、株式会社ODR Room Networkのお客様へのWeekly reportに掲載されている内容をアーカイブしたものです。但し、一部の記事を除きます。ODRについての状況、国際会議の参加報告、ビジネスよもやま話、たまにロードレーサーの話題など、半蔵門付近を歩きながら雑談するようにリラックスしたお話中心。

【ODRピックアップ】20141107 ギンフリクレカ、クレカギンフリ

【ODRピックアップ】20141107 ギンフリクレカ、クレカギンフリ

 

最近、毎日数通やってくるのは、レイバンのサングラスのショッピングサイトを案内するメールですが、これが殆どニセモノっぽいもので、

 

消費者庁越境消費者センターは、消費者が海外のショップからオンラインで商品やサービスを購入した際にトラブルになった場合にその解決支援を行なう機関です。毎年2000件近いトラブルを扱っているそうですが、模倣品に関するトラブルが急増していることから、相談事例から見る模倣品を販売するウェブサイトを見抜く4つのチェックポイントhttp://www.cb-ccj.caa.go.jp/counterfeit/checkpoint.html)として、1)正確な住所の記載、2)販売価格の極端な値引き、3)日本語が不自然、そして4)決裁方法が銀行振込しかないという4点を紹介しています。

 

銀行振込しかない場合は疑ったほうがいい、と注意喚起しています。先例を見ると、米国では、すでに銀振しかない場合は消費者は買わないそうです。(BBBでのヒアリング)だからこの手の被害も少ないそうです。極端に安い場合も同様、「そんな安いなんてオカシイ」と、やはり被害にあう消費者は少ないとのことでした。

 

ところが。

 

電子商取引が発展段階のタイやマレーシアなどの関係者に立ち話で聴いた限り、クレジットカードより銀行振込のほうが信頼度が高いそうです。曰く、「クレジットカード番号を入れるのは怖い。オンラインだとネット経由で盗まれるかもしれないし、番号を入手した会社の誰かが悪用するかもしれない」。。。

これは。。。数年前の日本と同じじゃないですか。

 

しかし最近では、クレジットカードのほうが買い物に置いては信頼できるという方向になっているようです。ネットショップの多くはカード番号を取得しても自分のところには保持しない場合が多く、データを暗号化してカード会社に送ってカードが生きていてブラックでないことを確認して決済をしてしまうので、どこかに蓄積されて悪用される可能性も低くなっています。また、カードで購入した場合で、取引に問題があった場合、カード会社が審査して決済サービスを提供しているわけですから、お店への信用を100%でないにせよ与えているわけで、その意味では、手続きを踏めばチャージバック(http://www.amazon.co.jp/gp/help/customer/display.html?nodeId=200335610#1)といって、払い戻しを求められる場合があります。

また、カード決済会社も、怪しいあるいは評判の悪いサイトとは契約しませんので、悪意のあるサイトはやむなく銀行口座だけしか使えなくなってきています。

 

最初は銀行振込(ギンフリ)が主流、クレジットカード(クレカ)は心配だったのが、やがて、クレカのほうが安全で、ギンフリはアブナいという方向に流れてくる傾向にあるようです。インターネットでの購入の成熟度によって同じような変化を示しているのかも。

 

騙されないようにしたいし、皆さんにもして欲しいのですが、どうしても欲しい欲望と自分だけはという過信。それでも騙されてしまう。

私はこうやって海外通販で騙される - ODR Pickups/

http://odr-room.hatenablog.com/entry/2013/11/19/182140

 

 

 英国では、オンライン詐欺被害が年間1200億円と発表されています。

オンライン詐欺の被害は年間約1,200億円:英国 « WIRED.jp

http://wired.jp/2014/10/24/cybercrime-in-uk/

これだけの数字は、ある種の人々にとっては、”市場”と映っているのでしょうか。