ODR Pickups/半蔵門ビジネストーク

株式会社ODR Room Network

このブログは、株式会社ODR Room Networkのお客様へのWeekly reportに掲載されている内容をアーカイブしたものです。但し、一部の記事を除きます。ODRについての状況、国際会議の参加報告、ビジネスよもやま話、たまにロードレーサーの話題など、半蔵門付近を歩きながら雑談するようにリラックスしたお話中心。

【ODRピックアップ】20150618 ダンスはうまく踊れない

【ODRピックアップ】20150618 ダンスはうまく踊れない

 

台灣出張の度に、なんらかの調査業務を承って、現地調査してくることがあります。

今回は、

 

小さなDJクラブが少ないのは何故か?

 

 

台灣では、確かに小さいDJクラブは見かけません。

大きいのは結構ある。

http://taipeiclubnavi.ikidane.com/aboutus.html

 

日本の風俗営業法では、営業形態、用途に合わせ各店舗それぞれ許可申請が必要になります。ダンスをするクラブが許可を取得すると営業時間は24時、あるいは25時まで。バーや居酒屋のように深夜営業を行なうための申請を行なうと、店舗内でのダンスをさせることが規制されてしまいます。こうして事実上、ダンスクラブの営業が規制されてしまうのです。

 

何故ダンスがダメかというと、その昔、戦後の混乱期には、社交ダンスも含めて、ダンスは男女間の性的享楽を助長し、売春行為をも助長すると判断され、それらを取り締まる風営法が制定され、規制の対象となりました。

 

結果として、日本では、合法的に営業すると、ダンスができるクラブは、25時まで。以降は、酒類を提供する店。二毛作みたいな微妙な状態となります。

 http://www.police.pref.saitama.lg.jp/kenkei/sinsei/huzoku/huzoku-s.html

 

さて、台灣ではどうか?台灣の友人にヒアリングしてみました。

1人は、音楽関係者。

90+% DJ bar no license in Taiwan. So, it's little hard to made biz on it.

DJ bar need to have a license and it's difficult to get. 

Key isn't DJ bar. It's wine license

night business is quire tuff in this area

fireman and restructure department all want some under table

so, most night business need some background from gangster

if you don't have don't worry about it. they will come to you very soon

we might only run this business at day time

but, you know.....music fans all come out at night time 

 

 

弁護士。

As far as I know, running a club the major regulation issue would be the zoning issue, environment (noise control) and the permit to sell liquor. I will search for some more info and discuss with u when u are in town. 

 

 

f:id:emandai34:20150531235726j:plain

(写真は2011年の士林夜市。まだ地上にでていたころ)


弁護士によれば、
台湾では商業区と居住区に分けられ、商業区では、規制というより届出です。表面上は、厳しい規制ではないようです。但し商業区は家賃が高いこと、また、低周波騒音、迷惑音の制限があり。

参考:低周波 http://www2.odn.ne.jp/~cai00050/standard.pdf

迷惑音については、苦情があると対処が必要です。
これを防ぐ為の防音措置が必要となり、これは費用が嵩むと推測できます。

一方、酒類については、商業区では申請のみで営業できますが洋酒などを直接輸入する場合には免許が必要です。
また、未成年への酒類提供が禁止されていますし、22時以降の未成年の入場も制限されています。

台湾は、青年以上になると、日本のような会社や学校からの”帰宅途中の一杯”という文化でないため、そうしたクラブへの主要な客層はどうしても未成年を含む若年層になってきます。
そうなるとDJクラブなどは、未成年への酒類提供や深夜の滞留を許容することになってしまい、結果、警察や”黒”社会への目こぼしが必然となってくるので賄賂や裏金などを拠出する必要に迫られ、”DJクラブビジネス”だけでは営業が継続できなくなり、ドラッグ等への関係が出てしまい、ますます地下営業になり、普通に探しても見つからないということになってくるのでしょう。

小規模で営業するとなると、近隣配慮の防音工事や高い家賃の商業区を避けることになり、結果として、前述のような不法なカネの関わりとなり、ドラッグへの繋がりとなってくるのではないかと考えられます。


小規模、先鋭的なDJくらぶ(バー)について
本格的なDJクラブは、実質的には地下営業しています。(2店あるとの情報あり)

いずれも地下営業で、看板なし、紹介制での入店です。
誰の紹介かを告げる必要があり、その日の担当者らがその紹介者を知っていないと
入店できないシステムとなっているとのこと。但し、今この時期(多分尖閣などの問題)に、日本人が出入りすることは避けたほうがいいとのこと。友人にも頼んでみましたが、そのトラブルには関わりたくないということで、今回訪問することはできませんでした。そのうちの一店は、下記地図の丸4の付近(ブログでは非公開)だそうですが、店の名称(といっても看板がないので、所謂通り名)も頻繁に変ります。

友人によるアドバイスとしては、邦人単独での当該ビジネスの関わりは薦められない、台湾人との連携を薦めるということでした。本格的に進めるのであれば、現地でのセキュリティを備えていく必要があると思われます。

※ちなみに、

 台湾のダンスクラブ(DJブース的な設備はありますが、所謂DJではなく”音楽係”として人気の音楽をかける係。

 

地下営業クラブですが、3ヶ月程前に存在していたものが、現在は閉鎖あるは移転してしまったそうです。現時点では、彼(Mr. Chen)のほうでは移転先は不明だそうです。