互換インクの互換性【半蔵門ビジネス雑談】20180830
プリンタ本体は、安くなった。1万円切るものもある。しかし、消耗品である交換インクの値段は、安くなったとはいえ購入し続けることになるのであっという間に本体価格を上回る。
EPSONーEP805ARの場合、6色なので、各色600〜700円で3600円〜4200円が2ヶ月に1度くらいの頻度で交換となる。年間だと21,600円〜25,200円だ。そこで、節約するために、互換インクを探すことになるのだ。
安いほう安い方へ流れて行きストックしているのだが、スタッフが交換しようとしたところサイズ違いで入らないと連絡が。さっそく、見てみると確かに入らないようにみえる。サイズが随分と違うようだ。しかし、確かに「互換」と書いてあるので何度か試してみると、試行錯誤のうちになんとかセットできた。少々コツがあるようだ。
改めて見てみると。。。
今回入れ替えたのは、左から3番目のマゼンダ。シールの位置やサイズが異うのはいいとしても、本体のサイズが異なっている。少しだけ短いのだ。これが原因でカチっとはめ込むのに苦労する。セットされれば、印刷はできるので確かに互換品ではあるが、物理的な互換性にはやや問題。
気がつくと、一番右のライトマゼンダも別メーカーの互換品のようだ。こちらはカチっとセットはできるものの、サイズの違いが顕著で、つまりはインクの容量が少ないのではないだろうか。
容量が少ない=値段が安いのは、結果的に交換時期が早くなり、結果的に経済的なのかは疑問が残るが計算して細かく比較してもせいぜい数円。年間でも、数十円なので、計算や調査コストのほうが高くなってしまいそうだ。
ところで、アスクルで純正品を調べると、618円。互換品が724円だ。
ショック。。。互換品の方が高く実は節約になっていなかった。互換インクは安いはずという先入観が、さらなる手間をかけた上に、結果的にはコスト高だった。