半蔵門御散歩雑談/ODR Pickups

株式会社ODR Room Network

このブログは、株式会社ODR Room Networkのお客様へのWeekly reportに掲載されている内容をアーカイブしたものです。但し、一部の記事を除きます。ODRについての状況、国際会議の参加報告、ビジネスよもやま話、たまにロードレーサーの話題など、半蔵門付近を歩きながら雑談するようにリラックスしたお話中心。

ノースブリザード 濱嘉之

ノースブリザード 濱嘉之【読書/映画感想】20190830

 

久々登場の黒田純一氏の情報インテリジェンス。モサドのクロアッハ氏との情報交換パートナーシップも健在。

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トランプと金正恩のシンガポール電撃会合、前後しての両国および周辺利害国の情報戦を鋭い分析で小説化。相変わらずのスパイ天国日本で、潜在工作員を摘発する見事なストーリー。しかし、派手な立ち回りではなく、地道に、頭脳と調査を駆使した情報戦のリアリティ。

 

唸る分析にあふれている。

 

インテリジェンス(Intelligence)の語源は、ラテン語のinter 行間をLego 集めるということで、つまりは書かれていないこと、口にださない部分から、求められている情報を入手するということ。

 

先進国国家にとっての重大なリスクは人材の枯渇だ。これを考えるのが国のための政治家、国会議員であるはずなのに、目先のことに走るばかりでは衰退は目に見えている。

さらには、国のためすなわち他国との関係に関わって行動していくのが国会議員の重大な役目なのにそれが得意でない議員が多すぎる。地方議員の延長での国政では、単に予算を獲得することばかりになってしまうのは目に見えているだろう。

 

「次」が育たないのは、自分たちの問題そのもの。制度のせいにして改革にばかり走る前に、自分で処理して周りを動かし、そのなかで後進を育てる器量が重要だ。後進はなにも組織の中だけとは限らない。業界内、顧客も含めた取引先に、影響を及ぼすくらいの行動をしていくべきである。

 

読後はいつも刺激を受けてやる気を起こしているのだが、週明けで日常に忙殺されると、そのやる気を現実化することが追いつかない。

 

もどかしさが募る。