半蔵門御散歩雑談/ODR Pickups

株式会社ODR Room Network

このブログは、株式会社ODR Room Networkのお客様へのWeekly reportに掲載されている内容をアーカイブしたものです。但し、一部の記事を除きます。ODRについての状況、国際会議の参加報告、ビジネスよもやま話、台湾たまにロードレーサーの話題など、半蔵門やたまプラーザ付近を歩きながら雑談するように。

【ODRピックアップ】 20151008 て、ゆうか〜、否定する訳じゃないけど〜、違うんだよ!

【ODRピックアップ】 20151008 て、ゆうか〜、否定する訳じゃないけど〜、違うんだよ!

 

単なる口癖なのかもしれませんが、これらの言葉を最初に言う人がいます。

 

前々職の営業部門のトップ。開発部門だった私は営業戦略の会議にも参画し今後の展開について意見交換し擦り合わせを行いました。そこで技術側からの意見や提案をするとその部長は「違うんだよ!私は思うに。。。」と持論を展開しますが、話している主旨は私が言った内容と同じなのです。よく聞いていると部下の提案に対しても、「違うんだよ!オレがいいたいのはさ。。。」と、部下の意見と同じことを言っています。ついには、「違うんだよ!」の言葉にかぶせるように、「違わないよ!」とぶつけて、しっちゃかめっちゃか。それでも、彼のその口癖はなおりませんでした。

 

別の人は、「貴方を否定する訳じゃないけど」のセリフに続いて、必ず私を否定しますw この場合は、その枕が否定することへの心理的な免罪符になっているようです。この人は、「悪口言うわけじゃないけど」と前置きして、必ず悪口を言うパターンもあり。

 

若いコたちに多いのは、「て、いうか〜」の枕詞。これも意味としては、相手の発言の内容を否定する言い方ですが、「て、いうか、私もそれ好き」などと、同意だったりしもして、こうなると、言葉の意味をまともに受け取っては行けないレベルです。

 

こうした個人だけでなく、報道されるニュースに対しても、否定や批判ばかりを言う人が多い。

例えば、マイナンバーの問題点や危険性ばかりが報道されているように感じます。”ニュース”は、「時間通りに到着した列車はニュースにならない」と言われるように、事故や批判がなければニュースになりにくいので、仕方のない面もありますが、ソーシャルメディアでのコメントでも、冒頭の言葉を付ける傾向の人が一定数いることは事実です。こうした人は、批判や否定が趣味なのか?というくらい批判や否定をしているようです。特定の政治家が、「A」といえば、「Aはダメだろう」と批判し、「Bではない」と言えば、「Bを否定するのは考えが浅い」など、否定のオンパレード。もはやこうなるとその政治家を否定することが目的なのではと思えます。勝手に言っているだけなので、本人には届いていませんが、ある程度の立場にある人でも、こうした傾向の人が結構いるんです。

 

実は、私の伯父がそうでした。彼はもう他界しましたが、所謂「アンチ」派でした。

アンチ巨人、アンチ大鵬、アンチジャイアント馬場。強いもの、権威、大御所。そういったものがキライだったのか。あるいは、長いものに巻かれるのをよしとしなかったのか。

dic.pixiv.net

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そうした伯父が誰か、何かを叩いているのを見るのがいやで、私はアンチ伯父=アンチ「アンチ」になったのでしょうか。ん?結局アンチか。。。