【ODRピックアップ】20151110 夫婦別姓やらLGBTやら
最近の水曜日は飲み会には行きません。何せ見たいドラマが3つある。その一つが「偽装の夫婦」
かつては恋人だった二人が25年を経て再会すると自分(天海祐希)を捨てた男性(沢村一樹)はゲイになっていて自分に偽装結婚をしてくれと頼まれ、宅配の男性に師匠と慕われるもゲイの旦那はその男性に一目惚れ、さらにDVで女性しか愛せなくなった女性(内田有紀)に告白されるも、自分の気持ちに気付くという、正に、LGBT時代の三角四角五角関係のドラマですが、「自分の気持ちに正直なのが何故悪いのか」というテーマは、毎週考えさせられるシーンが多いです。
1.同性婚
渋谷区は条例に基づき全国初の同性婚の証明書を交付しました。第一号は、女性のカップルです。
法的拘束力はないものの、家族向け公営住宅への入居や、死亡保険金の受取人、親族に認められている手術の同意や家族割引などの適用には有効になるとされています。
ディズニーチャンネルのアイドルだったマイリーサイラスは、その過激な衣装や言動で知られていますが、パンセクシャルであることを明らかにしています。なんでもあり。
2.夫婦別姓
選択的夫婦別姓は、未だ意見も別れており、引き続き検討が進められています。11月4日に最高裁で弁論が開かれていますが、結論には至っていません。仕事上の問題や、一人っ子同士の結婚でどちらかの姓を名乗らなければならないという現行制度は事実上の結婚の障害になっている場合もあり、さらには財産を引き継ぐために、あえて離婚を選択して、旧姓に戻らなければならないケースもあるなど、人権上の問題として捉えられています。現在は、夫婦同性を強制しているのは、日本とオーストリアだけになったと見られています。
以前、台湾に支店を登記する際に、支店長の住民台帳を見せてもらった所、夫婦が別姓で、お母さんも違う名字だったので、一家に3つの名字があり、「え?複雑な家庭?」と驚きましたが、それが別姓社会。慣れないと混乱しそうですが、そのような状態を選択できるというのは、あってもいいかと思います。
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数年前に他界した先輩友人は、LGBTのGでした。 LGBT - Wikipedia 飲みにいくと、「誤解されないか?悪いな」と恐縮しつつ、別れ際に「ハグさせてくれ」といっていましたが、いつでも誰にもフレンドリーで優しく、気を配ることが大好きな人でした。当時は、大っぴらにカミングアウトできるような風潮ではありませんでしたが、最近の風潮には喜んでいるのではないかと思います。