【半蔵門ビジネストーク】20170613 昨日よりODR FORUM in Paris 2017
これは予約記事なので、予定通りならアップされた時間はまだ眠っているはずです。欧州でのテロが継続しているので無事でいることを祈っています。
マジで。
さて、昨日から掲題のODR FORUMが開催され参加しています。
実はフランスはトランジット以外では初上陸。シャンゼリゼも初。故・かまやつひろしさんの名曲「ゴロワーズを吸ったことがあるかい」の歌詞にもある、「エトワールのほうを見ると"マリーアントワネットがシトロエンの馬車に乗ってワインはいかがと招いてる"」像を見てこられるでしょうか。
特に今回のフォーラムで掲げられているテーマは、
- 情報通信技術が正義(つまり司法)へのアクセスを推進していることを明らかにする
- 情報通信技術を活用した紛争解決の仕組みが身近になっていることを参加者と共有
- 新興経済圏の人々に司法へのアクセスと紛争をオンラインで解決する可能性を教育する持続可能なプロジェクトを行う組織を後押しする
- フランス国内のODRに関心ある利害関係者を一堂に集める
- ODRのプラットフォーム組織へのPR機会の提供
- 今そうしたプラットーフォームで何が実施されているかを周知する
- その他のフランスでの実験プロジェクト、プラットフォーム、組織や経済組織や学校の蓄積の洗い出し、掘り起こし
- 将来のODRへの倫理や視点を情報交換
当社は、アカデミックサポーターとして広告を掲示しています。
https://www.odr-room.com/ODR_Sponsor%20Opportunities.pdf
実は、今回は講演や登壇の機会がありません。
これまで毎回なんらかの機会があり、あるいは、資料配布などができたのですが、今回はなし。もちろん、そうした提案と売り込みをしたのですが、残念ながら時間切れと言われてしまいました。でも、実際今までもギリギリでも講演枠があったので少々油断していました。また、日本のアピールポイントは、越境消費者紛争の解決とその国際連携による実績ですが、消費者紛争がテーマの中に出てきていないのです。
迂闊でした。
すなわち今回の主催のフランスの関係者との接触がこれまで一度もなかったのです。顔は知っていたのですが、個人的な会話をしたことはなく、メールで初めて売り込んだ次第。
しかし嬉しいことに、日本からスタンフォードに留学中の弁護士さんに遭遇。かねてよりメールでやりとりはあったのですが嬉しい初会合です。また今回は中国およびタイからも初参加の人々があり、これまでアジアの存在感がなかったのでなんだか嬉しい。日本ももっと巻き込みたいです。
大事なのは人脈だということです。
詳細はまた後日報告として書きます。