【半蔵門ビジネス雑談】20180117 生真面目なテレアポ
とある金曜の昼下がり、オフィスの電話が鳴った。
税理士サービスに関連するテレアポだ。
「御社の税理士関連コストを見直しお手伝いをする」という。
うちは税理士は昔からの仲間にお願いして格安で高品質でお願いしているので交代はあり得ないと伝えると
「今後のための情報提供などもできるだろう」という。
「またそれ以外の支援も行っている例えば弁護士関連とか。」ともいう。
当社のビジネスは弁護士さんとの付き合いも多いのでそれもメリットがあるかどうかわからないがそれでもいいかと聞く。あるいは海外展開での支援はできるかなどを聞いてみるとタイはできるらしい。それならお話を聞いてみようと週明けにアポイントを入れた。
このテレアポの方は、口調は押しの強い明るいトーンだ。好印象。
よくあるテレアポは外部専門業者にアポイントをとることだけを委託して、とれたら自社営業が伺うというパターン。故に時にはまったく可能性がなくても営業だけがくることになり、それでも何かが生まれることもなくはないが、大抵は双方に時間を浪費しただけに終わることが多い。
だからアポを受けた時は可能性がないときは必ずその旨を伝えることにしている。時にはアポイント担当の熱が冷める声を聞くこともあるが、アポが成果となっている委託業者さんの場合には、それでもアポイントを入れてくる。それでも、まあ。。。いいかと面談になる。
ところが、、、今回のアポイント担当者は、そのあと30分もしないうちに電話がきた。
「海外展開先はどこか?」
それに答える。「XXとか〇〇とかだ。」「展開はすぐにはないがコンタクト先は多い。」一度電話を切る。
すると、またすぐに電話で、
「申し訳ないがお手伝いできそうにないので先ほどのアポはなかったことに」
怒涛のテレアポコールは、30分でアポが入って、すぐに消滅した。
珍しく律儀で生真面目なテレアポ。
好きだな。
好感が持てる。
でも、成績に繋がらず辛い思いをしているのかもしれない。
(はてな1032記事)