【半蔵門ビジネス雑談】20180221 ODRの前にはECサイトを追求していた
これは備忘録兼お客様への説明記事です。特にEC関係。
ODR Room Network創業前は主にEC関係の事業に関わり、特に、買収したベンチャーは、日本のECサービスの草分けであり、多くのECサイトの事業初期を運営しておりました。
1981年から2008年まで
在籍したNSW(日本システムウエア株式会社、東証1部上場)においては、マルチメディア事業本部副本部長を務め、黎明期にあったECサイトの提案と構築のコンテンツ系責任者として従事した。当時の実績としては、
ファンケル化粧品
サンドラッグ(薬局)
2004年から2008年まで
在職中に、NSW社が買収したECベンチャー 株式会社リンクマネージ社において、経営管理担当取締役として、経営全般に従事。リンクマネージ社は、日本国内でのASPサービス(アプリケーションサービスプロバイダー)型のECサイトの草分けであり、LiMEC、CREOSSというサービス名称で多くの先駆的なECサイトを運営した。同社は2008年に親会社(前述の日本システムウエア)に営業譲渡し買収されたため、以下のサイトの運営は日本システムウエア社が引き継がれた。
- 音楽メーカーCD,DVDなどの販売サイト
東芝EMI
東映ビデオ
日本コロムビア社
シンコーミュージック
キングレコード
- 服飾小売業
999.9(メガネ)
横浜松坂屋(デパートの一部商品)
フォリフォリ(時計)
プレステージジャパン(家具)
ベネトン(衣料)
アマガサ(シューズ)
- スーパーなど食品
新宿高野
イトーヨーカドーネットスーパー
メリーチョコレート
ビッグウィング(羽田空港)
- 書籍、フィギアなど趣味系
京商(フィギア)
DREAM社(古本サイト)
二木ゴルフ
- コンピュータ関連
ブラザー販売
松下電器(電子機器)
フィリップス(電子部品)
TOO(デザイン文具)
- 出版
クロスランゲージ(翻訳ソフトウェア)
猫パブリッシング(出版)
某宗教法人の書籍販売EC
メディアプライス社
これらのサイトでは、構築から運用支援、マーケティング支援までを手がけ、さらに親会社との協力により、バックオフィスの販売管理、在庫管理などとも連携したシステムを構築している。
先日の記事でも書いたが、
上記サイトの分析では、約189万店舗だそうだ。
モールの店舗数合計 74万7658店舗
ショッピングカートの店舗数合計 11万894店舗
インスタントECの店舗数合計 100万店舗
パッケージの店舗数合計 3万3058店舗
スクラッチ開発 5000店舗程度と推測
また、これだけあっても、例えば「物販のEC化率」は、5.43%となっており、
今後まだまだ新しいEC店舗は増加していくだろう。
※各サイトへのリンクについてはあくまで参考までに掲載しております。取引関係を示すものではありません。